なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「いたりあん大・コロチャ・バゲット(平麺・大蒜・脂・火粉・バジ」@自家製麺 まさき(非乳化) 2号店の写真トマトの味の特徴は、その酸味や甘味以前に、グルタミン酸の旨味が豊富なところにある。それゆえ、二郎系とトマトの親和性が高いことは必然。そしてまた、チーズも然り。

現在レギュラーでトマト系のメニューを出している二郎系は知らないが、思い出せば、例えば府中の26日の限定などは、店主がネタに詰まるとトマトをよく出していた。インスパイヤでも、限定ながら、ピコポン、荘白山、鷹の目などは面白いトマト使いをしていた。二郎系にトマトは、使い方次第では、上質な味のバリエーションを生み出す。

そして、今回のまさきのいたりあん。クリスマスに合わせて、トマトの赤にベビーリーフの緑が映える季節感がいい。しかしそれ以上に、この味がなかなか攻めの逸品に仕上がっている。

まず、この限定に合わせて打たれた平麺、これがトマトソースによく絡む楽しい触感を生み出している。フィットチーネともいえるが、ひもかわともビャンビャン麺ともいえる、無国籍な楽しいピロピロ麺だ。一番近い触感は、まさきのおばけか。

そしてベースのタレだが、なかなか油多めのオイリーなベースダレに調味がしてある。そしてそこに件のトマトの味わいが加わるのだが、トマトのキャラが前面に出すぎることはなく、しかしたっぷりの旨味と酸味でまさきの油ダレに味の膨らみをもたらして、この塩梅が絶妙にいい。さらにかき混ぜれば、チーズの旨味も追い打ちで加わり、旨味炸裂ないたりあん油ダレに仕上がる。そしてトッピングのバジルが、乾燥ハーブ独特の干し草めいた香りで全体の味わいにスパイシーさを加える。それにまさきフィットチーネを絡めてすすれば、何とも官能的な「いたりあん」に魅了される。さらには、別皿の火の粉をかけて、刺激的なアラビアータへという展開もまた楽しい。

唯一残念なのは、大が1枚までしか増せないということなのだが、今回は代わりにコロチャーを増してみた。麺が終われば、バゲットにトマトオイルをからめて(ブルスケッタというよりアヒージョオイルにバゲットを浸してる感じ)、そこに炭火で香ばしく焼けたコロチャーを載せて食べる。これまた美味い!バゲット、2枚頼めばよかったと後悔。

ということで、店主のこだわりの詰まった攻めのいたりあん、二郎系w/トマトの可能性の地平を更に開いてくれた、今年最後の限定を飾るにふさわしい充実の一杯でした。

投稿(更新) | コメント (0) | このお店へのレビュー: 32件

コメント

まだコメントがありません。