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「中華そば(並)」@つたふじ 本店の写真2022年10月9日(日)

昨日は3軒目に「尾道ラーメン」を語る上で外せないこちらの店を初訪問。

こちらは創業75年を迎える老舗中の老舗であり、開業は発祥と言われる「朱華園」と同年との事です。

11時49分に到着すると、店の前では50名もの先客が長蛇の列を成して入店を待つ状況です(滝汗)

待つ事1時間51分ほどで漸く店内に案内され、席に着いて「中華そば(並)」を注文すると8分ほどでラーメンが到着です。

透明な醤油スープには脂身と共に分厚い油膜が浮いていて、艶やかな細麺の上にはチャーシュー、メンマ、刻みネギが乗っています。

直前に訪れた2軒の外観と比較すると、スープに浮いた豚脂の量が桁外れに増している様に感じます(汗)

先ずはスープを飲もうとしたものの、レンゲがない事から器の縁に口を付けて直接飲む事にしました。

すると、濃いめな醤油の風味や塩味が口の中に広がるものの、油分が一緒に舌に運ばれる事から出汁の旨味が些か舌に伝わり難い印象です。

次に麺を食べてみると、低加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると靱やかなコシと共に仄かな小麦の風味を感じます。

ただ、低加水寄りとは言えど、直前に訪れた2軒に比べると加水率は幾分高めである様な気がします。

そして、細麺にはスープと共に豚脂が大量に絡み込むものの、豚脂のコクや甘味が醤油の風味や塩味で若干打ち消されている様に感じます。

次にチャーシューを食べてみると、豚ロース肉と豚腿肉の煮豚が何れも厚めにスライスされています。

豚ロース肉は赤身が微かにパサ付いてはいるものの、噛み締めるとゼラチン質が豊富に保たれた脂身のコクや甘味が舌に鮮明に伝わります。

一方、豚腿肉は極めて肉々しい弾力を保っていて、噛み締めると仄かな醤油ダレの風味と共に赤身の力強い味わいが舌に存分に伝わります。

そして、麺や具材を食べ終えてから再びスープを飲んでみると、濃いめな醤油ダレの背後から動物を主体とした出汁の旨味が姿を現します。

出汁は恐らく鶏や魚介節と思われますが、鶏が味わいの基軸を担いながらも魚介の風味が背後で密かに奥行きを形作っている様に感じます。

食べ終えた感想ですが、端的に言うと極めてパワフルに振り切った「尾道ラーメン」と言った印象でした。

ただ、私個人的に背脂のインパクトを最も強く感じた店は寧ろ3軒の中で一番アッサリとした「朱」でした。

何かを際立たせる為には、パーツ毎にメリハリを与える事が極めて重要なポイントであるのかも知れません。

尚、調理は高齢な店主によるワンオペである事から、

一方、僅かな席数に過剰な客が殺到している事から、回転率は絶望的と言っても過言ではないほどの悪さです。

味と待ち時間のバランスを考えると、再訪の可能性は極めて低いと言わざるを得ないのが私の率直な感想です。

ご馳走さまでした。

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