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「並盛り中華」@中華そば なかつぼの写真2022年10月7日(金)

昨夜は仕事を終えてから高山まで移動してこちらの店を初訪問。

昨夜は移動のみの予定でしたが、夜も営業しているラーメン屋が有ると聞いて訪れてみました。

21時31分に到着すると、夕食時を大幅に過ぎている事から店内には先客が誰も居ない状況です。

席に着いて「並盛り中華」を注文すると、待つ事3分ほどで待望のラーメンが到着です。

透き通った醤油スープには殆ど油分が浮いておらず、強めに縮れた細麺の上にはチャーシュー、メンマ、刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、穏やかでいて丸みを帯びた醤油の風味と共に、淡麗でいて緻密な出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁は鶏や野菜との事ですが、鶏と醤油が味わいの主体を占める背後で他の旨味が整然とした奥行きを構築している様に感じます。

また、スープからは仄かな甘味を感じるものの、違和感を伴わない一方で素材のみの甘味にしては些か明確過ぎる様にも感じます。

出汁には野菜が使われている事から、甘味の源は野菜である気がするものの、その割には野菜の気配が至って希薄である印象です。

一方、スープからは微かにグルタミン酸的な気配を感じるものの、昆布と化調の何方から来る風味かは結局判別出来ず終いでした(汗)

尚、醤油の角は概ね皆無である事から、恐らく寸胴にタレを入れて煮込む高山ラーメン特有の製法で作られている様に思われます。

次に麺を食べてみると、多加水寄りの細麺が若干柔らかめに茹でられていて、プツリとした歯切れと共に仄かな小麦の風味を感じます。

そして、縮れた細麺にはスープが潤沢に絡み込み、麺の甘味とスープの旨味が重なる事で味わいにさり気ない奥行きが生み出されます。

次にチャーシューを食べてみると、小振りな豚バラ肉や豚肩ロースの煮豚が薄めにスライスされています。

肉質は強めでいて靱やかな弾力を保っていて、噛み締めると穏やかな醤油ダレの風味と共に肉質の力強い旨味が舌に鮮明に伝わります。

外観的には昔ながらの平凡な煮豚ではあるものの、丁寧且つ実直に作られた事が食べる側にも伝わる極めて完成度の高い仕上がりです。

食べ終えた感想ですが、突然飛び込みで訪れた店であるにも関わらず、当初の期待を大幅に上回る極めて素晴らしい味わいでした。

尚、店主に若干お伺いした所、出汁はやはり鶏と野菜が主体であり、魚介節や煮干しと言った乾物類は使っていないとの事でした。

また、昆布も一切使っていないとの事から、恐らく店主の化調を使い熟す匠の技がこの味わいを生み出す源である様な気がします。

因みに、その直後に近隣のバーで飲んでいた時に聞いた話では、こちらは地元の方々の間では評判の高い老舗であるとの事でした(汗)

食べログの評価やフリークの情報からだけでは知り得ない名店が世の中にはゴマンと存在する事を改めて思い知らされた気分です。

改めて訪れる機会があれば、次回は「ワンタン麺」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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