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2022年4月7日(木)昨夜は神戸での仕事を終えてから新幹線に乗る前にこちらの店を初訪問。マイレビ様方の高評価を見て前々から気になっていたつけ麺専門店です。開店51分前に到着すると、店の外に待ち客は誰も見当たらない状況です。外で待つ間に注文を尋ねられ、今回はデフォルトの「つけ麺」を選択しました。そして、定刻と共に店内に案内され、席に着いて食券を渡すと7分ほどでつけ麺が到着です。全粒粉を含んだ太麺は冷水で締められていて、その上にはチャーシューとベーコンが乗っています。一方、茶褐色に濁ったスープは極めて強い粘度を帯びていて、その中にはメンマや刻みネギと共に魚粉や海苔が仕込まれています。先ずは麺を食べてみると、多加水寄りの太麺が若干硬めに茹でられていて、靱やかな弾力と共に灰分を含んだ小麦の鮮明な風味を感じます。麺自体は見事に洗練された仕上がりで、マイレビ様方の高評価も納得出来る素晴らしい味わいです。次にスープを飲んでみようとしたものの、レンゲが見当たらない事からスープのみの味見を諦めて麺をスープに漬けて食べる事にしました。すると、太麺には極めて粘稠なスープが存分に纏わり付き、啜り上げると共に濃厚な豚骨魚介スープの味わいが舌に怒涛の如く伝わります。出汁は豚や鶏の動物系に乾物魚介や野菜類と思われますが、油分が控えめである割にはコラーゲンが極めて緻密に溶け込んでいる印象です。口の中が張り付く様な強いベタ付きを感じる事から、動物系にはコラーゲンが豊富な豚足やモミジが主体的に使われている様な気がします。また、魚介の存在感もある程度明確に保たれてはいるものの、自ら味わう限りでは圧倒的に動物感を押し出した味わいである様に感じます。尚、甘辛酸の中では甘味が強めではあるものの、嫌味な甘さではない事から野菜で与えた甘味を若干の加糖で底上げしている様に感じます。一方、スープが粘稠過ぎる事で醤油ダレが均一に混ざっていない為に、食べ進めるに連れて醤油の風味や塩味が次第と強さを増して来ます。次にチャーシューを食べてみると、甘味を強めに帯びた醤油ダレで深めに味付けされた豚バラ肉の煮豚が結構厚めにスライスされています。肉質はパサ付く事なくホロホロに煮込まれていて、噛み締めると醤油ダレの塩味や甘味が背景となって脂身のコクが舌に鮮明に伝わります。一方、豚バラ肉のベーコンは緩やかな燻製の香味を帯びていて、肉質に凝縮された赤身の脂身や旨味の甘味が舌に至って素直に伝わります。最後に出汁割り後のスープを飲んでみると、動物の濃度が薄まりつつも煮干しや柚子の風味が加わる事で清々しい味わいに様変わりします。食べ終えた感想ですが、細部に至る拘りが食べ手にも存分に伝わる極めて洗練された味わいでした。とは言え、この手のつけ麺が氾濫する関東在住の私にとっては、些か既視感を拭い切れない味わいである印象がどうにも否めませんでした。この手のつけ麺はインパクトが強過ぎて個性を出し難い事から、相当な差別化を与えない限り感動を覚えるのは至極難しい様な気がします。あと、強いて挙げるとするならば、スープに粘度を与え過ぎた事で折角見事に仕上がった麺の風味が些か塗り潰されている様に感じました。一方、こちらでは限定メニューを頻繁に提供している様ですので、改めて訪れる機会があれば限定メニューを是非試してみたいと思います。ご馳走さまでした。
昨夜は神戸での仕事を終えてから新幹線に乗る前にこちらの店を初訪問。
マイレビ様方の高評価を見て前々から気になっていたつけ麺専門店です。
開店51分前に到着すると、店の外に待ち客は誰も見当たらない状況です。
外で待つ間に注文を尋ねられ、今回はデフォルトの「つけ麺」を選択しました。
そして、定刻と共に店内に案内され、席に着いて食券を渡すと7分ほどでつけ麺が到着です。
全粒粉を含んだ太麺は冷水で締められていて、その上にはチャーシューとベーコンが乗っています。
一方、茶褐色に濁ったスープは極めて強い粘度を帯びていて、その中にはメンマや刻みネギと共に魚粉や海苔が仕込まれています。
先ずは麺を食べてみると、多加水寄りの太麺が若干硬めに茹でられていて、靱やかな弾力と共に灰分を含んだ小麦の鮮明な風味を感じます。
麺自体は見事に洗練された仕上がりで、マイレビ様方の高評価も納得出来る素晴らしい味わいです。
次にスープを飲んでみようとしたものの、レンゲが見当たらない事からスープのみの味見を諦めて麺をスープに漬けて食べる事にしました。
すると、太麺には極めて粘稠なスープが存分に纏わり付き、啜り上げると共に濃厚な豚骨魚介スープの味わいが舌に怒涛の如く伝わります。
出汁は豚や鶏の動物系に乾物魚介や野菜類と思われますが、油分が控えめである割にはコラーゲンが極めて緻密に溶け込んでいる印象です。
口の中が張り付く様な強いベタ付きを感じる事から、動物系にはコラーゲンが豊富な豚足やモミジが主体的に使われている様な気がします。
また、魚介の存在感もある程度明確に保たれてはいるものの、自ら味わう限りでは圧倒的に動物感を押し出した味わいである様に感じます。
尚、甘辛酸の中では甘味が強めではあるものの、嫌味な甘さではない事から野菜で与えた甘味を若干の加糖で底上げしている様に感じます。
一方、スープが粘稠過ぎる事で醤油ダレが均一に混ざっていない為に、食べ進めるに連れて醤油の風味や塩味が次第と強さを増して来ます。
次にチャーシューを食べてみると、甘味を強めに帯びた醤油ダレで深めに味付けされた豚バラ肉の煮豚が結構厚めにスライスされています。
肉質はパサ付く事なくホロホロに煮込まれていて、噛み締めると醤油ダレの塩味や甘味が背景となって脂身のコクが舌に鮮明に伝わります。
一方、豚バラ肉のベーコンは緩やかな燻製の香味を帯びていて、肉質に凝縮された赤身の脂身や旨味の甘味が舌に至って素直に伝わります。
最後に出汁割り後のスープを飲んでみると、動物の濃度が薄まりつつも煮干しや柚子の風味が加わる事で清々しい味わいに様変わりします。
食べ終えた感想ですが、細部に至る拘りが食べ手にも存分に伝わる極めて洗練された味わいでした。
とは言え、この手のつけ麺が氾濫する関東在住の私にとっては、些か既視感を拭い切れない味わいである印象がどうにも否めませんでした。
この手のつけ麺はインパクトが強過ぎて個性を出し難い事から、相当な差別化を与えない限り感動を覚えるのは至極難しい様な気がします。
あと、強いて挙げるとするならば、スープに粘度を与え過ぎた事で折角見事に仕上がった麺の風味が些か塗り潰されている様に感じました。
一方、こちらでは限定メニューを頻繁に提供している様ですので、改めて訪れる機会があれば限定メニューを是非試してみたいと思います。
ご馳走さまでした。