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「旬菜麺(伝説の塩)」@ラーメン創房 一茎草の写真 仕事も山を越え、なんとか日曜だけは休めるようになりまして……昨秋以来の完全オフ日(1日)。この日が来たら真っ先に行こうと決めていた、三ノ輪「一茎草」へ。
 昨日までの雨も上がり、抜けるような空。降り注ぐ日差しに映える純白の暖簾をくぐると、8席ほどのL字型カウンター、中の厨房には玄さんがいらっしゃいます。券売機は入口右手、「玄麺」(780円)で玄さんのイマの境地を味わいたいとも思いましたが、まずはオーソドクスに「旬菜麺(伝説の塩)」(780円)と、「味付玉子」(100円)をポチッとな。
 12時過ぎで先客3名でしたが、後客も続々、アッという間に満席に。しかし、一人客が多く、回転はすごぶる良好です。壁に向いて黙々と立ち働く玄さん、その背中から、「気合い」がヒシヒシと伝わってきます。約4分後、玄さん自ら丼を手に、「どうぞ」。
 香り付けの醤油が、うっすらと彩りを加えるスープ。では、一口……なんとも優しく、なんとも深く、そしてなんとも「癒し」に満ちた味。水晶のような透明感をもつ丸鶏のベース、これに椎茸、昆布で旨みをフワリと豊かにふくらませて、野菜の旨みでさらに広がりを与えたような……なんともおおらかな、「春風」のような味わいです。さらに揚げニンニクが「風」に暖かさを加え、レンゲを口に運ぶごと、胃をジンワリと温めながら、味が五臓六腑にしみ渡って……心が解きほぐされ、草原の空気を胸一杯に吸い込むような、そんな「解放感」。
 麺は浅草開化楼製、かなり細めの中太弱縮れ。ゆで上げの難しい加水率低めの麺を、まさにピンポイントで麺上げし、ホクホクとした食感と「無邪気」な甘み。微妙なザラツキを持たせた麺肌はよく持ち上げもよく、スープとの絡みも完璧です。
 具材は、チャーシュー2枚、メンマ、小松菜、追加の味玉に、冬ならではの茎の赤いホウレン草。薬味は白髪ネギに糸唐辛子です。チャーシューは肩ロースとバラ肉の混成、シッカリと味付けハードに仕上げた一品で、優しいスープを背景に、味わいがぐっと引き立ちます。メンマも絶品、鼻に抜ける極上の香り。野菜類も、フレッシュにして味の濃いこだわりのチョイスで、このあたりはさすが玄さん。
 ―――玄さんの作品とは、「ラーメン創房 無限庵」以来の再会でしたが、明らかに完成度が高まっています。なんとも滋味豊かな「癒し」の一品……世界的な信用収縮の中で、誰もが自分の身を守るのに精一杯の「世知辛い」世の中。だからこそ、「癒し」を訴え続けた玄さんの味が、いま一層輝きを増して「身に沁み」ます。「ありがとうございました」の玄さんの声を背に受けて、店の戸を閉め暖簾の前でグッと背伸び……また、頑張りますか!

投稿 | コメント (3) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

どうもです!!
完オフの日に選ばれた一杯w
満足の程が伺えますよ!!
こちらは現自宅から徒歩圏内で、注目はしておりましたが、いつでも行けるだろうと
後回しにしちゃってました(汗)
なるべく早めにお邪魔してみたくなりましたww

| 2009年2月6日 21:40

milesさんもいらっしゃってたんですね。私も2回行きましたが、いずれも味と雰囲気のよさで元気をもらった気分になりました。

自宅からTX一本(南千住)で行ける距離ですし、メニューも多彩なのでちょくちょく通おうかなと思っています。

みかん | 2009年2月9日 11:55

ドモです!

先日、友人とこのお店の話題になりましたw
正直私はノーマークだったのですが、非常に興味が湧きました。。。
おいしそうですね!

miles さんの表現力には何時もながら脱帽ですw

Liberty | 2009年2月13日 08:40