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「札幌味噌ら~めん+名物・味玉、ミニチャーシュー丼」@麺仙 葵賀佐の写真札幌の名店、すみれの流れを汲む味噌ラーメンの新店が
三田線の駅のそばにでき、冬の間に一度は食っておこう、
と思いながらも時が経ち、やっと訪店の機会を得ました。

カウンターの左の厨房で、火鍋を振ってます。
札幌味噌のお店らしい光景ですが、店員の方々が若く、開店間もないこともあり、
まだまだ「店の空気」のようなものは出ていないかなw
たどたどしささえ感じます。

出てきたラーメンと丼。
ドチャメンテ・コチャメンテ氏の指摘通り、口が広く浅めの作りの丼は、
やはり量を少なく感じさせます。
赤地に白く濁った味噌スープは、しっかり油膜があるものの、
ドロドロのポタージュいうよりは、むしろ濁り水のようなルックス。

味噌本体の甘さや旨味が舌を覆うというよりも、
舌の上を流れて行く時に、味雷細胞を味噌の爽やかな旨味が
ザーッと撫でて行くような、しつこくない、後味の爽快なスープという印象です。
味噌といえば、甘味と塩気、旨味が、舌を覆い尽くすような、
そういうものが好みという、バリバリの味噌派の人には、ちょっと物足らないかも。
私のように、あっさりの中に程よい旨味を求めるタイプには、
とてもよいチューニングに感じます。
それでも、決して薄いというわけではなく、動物質の美味さや、
スープに沈んでいる挽肉の旨味、適度な生姜のアクセント、
玉ねぎの甘味、香辛料の作用など、
脇役もよい味を出して、じわじわと確かに美味い。

そして、やはり麺!
森住製麺の美味さのやや細めの、黄色くて、コリンと独特の硬さがある、
札幌味噌の代名詞のようなこの麺、
味噌スープと融合することで化学反応を起こし、
自身の風味を引き立てながら、味噌の甘さ、
その下に潜む、わずかなエグ味を伴う旨味をグッと引き出します。
前日に食べた、ゆうひ屋の味噌のおかげで、
札幌味噌の麺(森住や西山)の凄さを実感する羽目になってしまいました。
やっぱ、この麺じゃなきゃ札幌味噌はいかんな、と。

大きめ1枚、小さなサイの目切りがパラパラっと入っているチャーシューは、
赤身はジョリジョリッと程よい肉感と濃いめの旨味、
脂身は舌でとろけるクリーミーな感触で、「らしくて」よいです。
「名物」と銘打ってる味玉は、味噌という強烈な主役の前に、
茹で加減が丁度よかったという以外、あまり記憶に........。
メンマも、コリっと好きな硬さ、意外に濃いめの味が染みていて美味かったです。

サイドメニューのチャーシュー丼、サイの目のチャーシューに軽く胡麻などが振られ、
まあ特に、良い意味で普通です。
これに、スープをかけながら、米による味噌スープの本体リトマス試験紙効果を
狙いつつ食べる、沈んでいる挽肉は、特に丹念に拾ってかける。
スープの旨味、チャーシューや挽肉の旨味を、白いご飯で浮かばせながら、
最後の一滴までスープを堪能できました。

濃さ、味加減とも、軟弱気味な私にはちょうどよいチューニングで、
おまけに上述のように、麺の実力をしっかり味わった割に、
それなりの点数で頭打ちになったのは、
どなたかが書いているのと同感で、「何か一味が足らない」という
食後感を感じたから。
お店の方々もまだ若く、注文を間違えたり
(隣の方に私のものが配膳され、「味玉頼んでないけど」というその紳士の指摘で
 慌てて私のもとに配膳しなおされる一件あり)、
どこかみんな「心がこもっていない」空気が感じられたりしたんですが、
どうでしょうか。

森住製麺・すみれというブランドを前面に押し出すのはよいのですが、
それにどっぷり依存している感がしないわけでもない。
味噌ラーメンって、一定の技術と素材、たしかなマニュアルがあれば、
一定程度の評価までは達するんじゃないか、そういう気がするんですが、
そこから抜けて、名店と呼ばれるには、その店ならではの何か、というものが
備わっていかなければならないでしょう。

昔から通っている客は、二代目の味が先代と同じなら、「味が落ちた」と評価する、
とよく言われますが、「すみれ」の味を期待して来店した味噌フリークの方々の
点数が意外に頭打ちなのも、そういうところがあるのではないでしょうか。

今後、この店ならではの何か、が出てくるかどうか、注目したいと思います。
好みの味なので、何度か来ることになるでしょう。

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

こんちわ。
味噌はあまり食べないワタシ。
森住製麺というのも初めて知りました(苦笑。勉強になります。

まるまる(°…°)四隅踏破 | 2009年2月4日 08:54

どうも、人柱2号です。
「味噌ガーナ」は、まあ、あそこまで突拍子もないものだとかえって食べてみたくなってしまう性分でして…。美味い、不味いは2の次ですw

おっ!?ここは、まさに次行こうかと思ってたところです。でも、何かあともう一押しといった感じのようで。ただ、本来の目的はドチャ兄さんが食べていながら触れなかったプリンの方だったりするので、気にしません!

「料理の鉄人」、懐かしいですね。ほぼ毎週観てました。陳さん良いですよね。DVD出ないですかねぇ。

corey(活動終了) | 2009年2月5日 10:15