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先週末の関東出張で「二郎」を頂き、「大阪の個性」を想い出し、「高井田系」が久し振りに食べたくなった。ならば、既知の店より、初めての店としたく、随分以前から知ってはいた物の、つい、他店になびいて未訪のここ、<さるぱぱ>へ伺う事と致します。 私の知りうる事前評判では、「良く出来た高井田系」。個性を削った分、食べ易くした一杯と認識。魔力を削ってないかが心配。 場所は近鉄電鉄 河内永和駅の直ぐ傍高架下。一方通行沿いですが、直ぐに判ります。黄色く塗られた外観とひさしで、目立ってます。 いつオープンしていたのか、この近辺をあまりテリトリーとしない私には判りませんが、看板やひさし、提灯類の外装品には「クタビレ」が見える。4~5年位前なのかな?・・・想像ですが。 実食1/19、12:40入店。先客は2名連れのみ。場所等を加味した事前の予想通りです。メニューは、高井田系各店と同じ「中華そば」、「叉焼そば」の2種類のみ。それぞれ「太麺」「細麺」があります。その量、大・中・小が有り、¥700・¥600・¥500とシンプルな設定。ネギ・メンマ増量はそれぞれ+¥50-。この系統のいつも通りの注文、「大下さい。」「太麺・細麺どちらで?」「太麺で。」この直後に入って来たお客さんのオーダー、「中チク」・・・イイねぇー。「チク」ですよ。「シナチク」じゃ無く。メンマの事を「チク」、こんな些細な一言に「ああ・・・高井田系の店なんだ・・」と嬉しくなる。 休店調べの為、あるブログに、ここの店主さんは麺屋7.5Hz 生野本店のどちらかの店舗で働いてから独立したとある。よって、「麺」は恐らく麺屋7.5Hz 生野本店と同じと推測出来る。そして、この「店名」は店主さんの「あだ名」とも。・・・・成る程・・・そう言われれば「確かに」・・・「さるぱぱ」(笑)大変失礼致しました。 例の極太麺の長い湯掻き、ノンビリと週刊ポストを読んで待つ事10分程。 昆布、鰹?系の香りをプワーンと立たせ、キリっと香ばしい醤油臭が「あ~、高井田!」 綺麗に並べられた叉焼から、「丁寧な一杯」を予見します。ネギが気持ち少ないのは残念。丼から顔覗く極太麺も「いつもの」。ただ、醤油色が「薄目」に映る。この色目がこの一杯の全てを語りそう?=== 麺 ===<7.5Hzとほぼ同じ?栄大号製の極?太ストレート麺> この一杯、否、高井田系を先ず特徴付ける「極太麺」。今となっては「極太」と言う程の太さと迄は思えない。改めて今日気付いたが、「ストレート」な事はやはり特徴と思う。その白いストレート風体は、まるで「細うどん」。お婆ちゃんとかが見たら間違いなく、「生細うどん」と言う事でしょう。湯掻きでやや「黄色」になるその麺は、 当然、いつも通りの高井田系主張は、やはり強く、ズルズズっと吸い上げ、噛み込むと、 「グチっ」とした初噛みから、芯の固さ残す「グチクチ」食感を何度も噛み込む事が快感。 やや低加水のこの極太麺ながら、「根気のいる湯掻き」でキッチリと粉感無く、湯掻き途中の何度かの洗いで、表面ヌメりもキッチリと取り除かれ、ツルツルでは無いが、丁度スープ絡む荒れ具合。湯掻き時間の考慮からか、あまり長さの無いこの「まるで細饂飩」の極太ストレートが、高井田系の「飽きない人気」の根底と再認識。===スープ===<鶏ガラ主体、昆布、鰹?とアレを醤油で締める> この一杯で唯一の、他高井田系から「洗練」「丁寧」を密かに主張するスープ。ハッキリと、「ジャンク感」が乏しい。かと言って、「崇高」迄は及びません。私の経験則に基づき、既存店と比し、この系統の老舗の中華そば 住吉、光洋軒傾向の「薄目の鶏ガラ+醤油+アレ」では無く、もう少し動物系の深さをキッチリと出した麺屋7.5Hz 生野本店の味と、無化調で頑張る中華そば 源さんの丁度中間位、そう「ジャンク高井田系」と「無化調味高井田系」の中間に思えた。 アッサリとしながらコク深い「シンプルな味」と 「濃い」一歩手前の「醤油」が美点であり、「昔」でもある。そして「丁寧」感を植え付ける。 おおよそ、自宅でも作れそう(失礼)な程、至ってシンプルな「鶏ガラ・豚骨?+昆布+鰹節+アレ」に思う。しかし、これが「原点」の味なんだ・・・と正直、その潔い出汁味が今となっては逆に新鮮に感じさせる。中華そば 源さんで感じた、「スープの弱さ」による極太麺の噛み込みでの「味の抜け」は、化学味の投入で上手く回避されている。出汁の中に浮遊する、「節」系らしきモロモロも旨味に一役買ってそう。 このスープで「細麺」なら、本当に懐かしい「夜鳴き」なシンプル中華そばになるな・・・と嬉しくなった。===トッピング類===<叉焼5枚、チク(笑)、大切りネギ> 写真の通りの、正に高井田系標準のシンプルトッピング。叉焼はバラ、ロースと2種類な様だが、出汁取り後を感じる。「ややスカスカ」した感。特に赤身勝ちなロースに感じるも、高井田系各店で叉焼は皆この系統なので「まあ、こんなんね。」薄味は美点。 チク。ここではメンマじゃなく、チク。(笑)濃い目味付けのコリコリタイプは、麺の「グチクチ」をフォロー。ネギはもう少し豪気に欲しかった。大切りネギをシャギシャギ噛みながら飲むスープが旨いのに。チクショー!!。===総 評===<その「丁寧」スープと取るか?それとも?> 確かに美味しく、当然の如く「完食・完飲」。スープの出来栄えがやはり、特に「老舗高井田系」とは一線を引き、シンプルで良いスープとは言えるのだが、やはりこの綺麗さが、高井田系独特の「魔力」を削っていると感じる。決して駄目な訳では無いし、麺に何とか負けずについて行けているので、非は何も無いのだが。要は「あの醤油濃さ」感を求めるかどうかが鍵と思う。高井田の醤油濃さレベルを老舗系5、無化調系1と仮定すると、こちら<さるぱぱ>は2~3位とお伝えしたい。 高井田の特に「アノ濃さ」が嫌いな人や、高井田系を畏怖の眼でみる未体験な方には是非・・ と勧める事の出来る一杯ではあります。 点数付けは、やはり「削られた魔力」の問題と、「この店のスペシャリティ」を勘案した結果です。これ単品で、他高井田系を考慮しなくば、70点台とは言えますので。悪しからず。 御馳走様でした!!
「高井田系」が久し振りに食べたくなった。ならば、既知の店より、
初めての店としたく、随分以前から知ってはいた物の、
つい、他店になびいて未訪のここ、<さるぱぱ>へ伺う事と致します。
私の知りうる事前評判では、「良く出来た高井田系」。
個性を削った分、食べ易くした一杯と認識。魔力を削ってないかが心配。
場所は近鉄電鉄 河内永和駅の直ぐ傍高架下。一方通行沿いですが、
直ぐに判ります。黄色く塗られた外観とひさしで、目立ってます。
いつオープンしていたのか、この近辺をあまりテリトリーとしない私には判りませんが、看板やひさし、提灯類の
外装品には「クタビレ」が見える。4~5年位前なのかな?・・・想像ですが。
実食1/19、12:40入店。先客は2名連れのみ。場所等を加味した事前の予想通りです。
メニューは、高井田系各店と同じ「中華そば」、「叉焼そば」の2種類のみ。それぞれ「太麺」「細麺」があります。
その量、大・中・小が有り、¥700・¥600・¥500とシンプルな設定。ネギ・メンマ増量はそれぞれ+¥50-。
この系統のいつも通りの注文、「大下さい。」「太麺・細麺どちらで?」「太麺で。」
この直後に入って来たお客さんのオーダー、「中チク」・・・イイねぇー。「チク」ですよ。「シナチク」じゃ無く。
メンマの事を「チク」、こんな些細な一言に「ああ・・・高井田系の店なんだ・・」と嬉しくなる。
休店調べの為、あるブログに、ここの店主さんは麺屋7.5Hz 生野本店のどちらかの店舗で働いてから独立したとある。
よって、「麺」は恐らく麺屋7.5Hz 生野本店と同じと推測出来る。そして、この「店名」は店主さんの「あだ名」とも。
・・・・成る程・・・そう言われれば「確かに」・・・「さるぱぱ」(笑)大変失礼致しました。
例の極太麺の長い湯掻き、ノンビリと週刊ポストを読んで待つ事10分程。
昆布、鰹?系の香りをプワーンと立たせ、キリっと香ばしい醤油臭が「あ~、高井田!」
綺麗に並べられた叉焼から、「丁寧な一杯」を予見します。ネギが気持ち少ないのは残念。
丼から顔覗く極太麺も「いつもの」。ただ、醤油色が「薄目」に映る。この色目がこの一杯の全てを語りそう?
=== 麺 ===<7.5Hzとほぼ同じ?栄大号製の極?太ストレート麺>
この一杯、否、高井田系を先ず特徴付ける「極太麺」。今となっては「極太」と言う程の太さと迄は思えない。
改めて今日気付いたが、「ストレート」な事はやはり特徴と思う。その白いストレート風体は、まるで「細うどん」。
お婆ちゃんとかが見たら間違いなく、「生細うどん」と言う事でしょう。湯掻きでやや「黄色」になるその麺は、
当然、いつも通りの高井田系主張は、やはり強く、ズルズズっと吸い上げ、噛み込むと、
「グチっ」とした初噛みから、芯の固さ残す「グチクチ」食感を何度も噛み込む事が快感。
やや低加水のこの極太麺ながら、「根気のいる湯掻き」でキッチリと粉感無く、
湯掻き途中の何度かの洗いで、表面ヌメりもキッチリと取り除かれ、ツルツルでは無いが、丁度スープ絡む荒れ具合。
湯掻き時間の考慮からか、あまり長さの無いこの「まるで細饂飩」の極太ストレートが、
高井田系の「飽きない人気」の根底と再認識。
===スープ===<鶏ガラ主体、昆布、鰹?とアレを醤油で締める>
この一杯で唯一の、他高井田系から「洗練」「丁寧」を密かに主張するスープ。
ハッキリと、「ジャンク感」が乏しい。かと言って、「崇高」迄は及びません。私の経験則に基づき、既存店と比し、
この系統の老舗の中華そば 住吉、光洋軒傾向の「薄目の鶏ガラ+醤油+アレ」では無く、
もう少し動物系の深さをキッチリと出した麺屋7.5Hz 生野本店の味と、無化調で頑張る中華そば 源さんの
丁度中間位、そう「ジャンク高井田系」と「無化調味高井田系」の中間に思えた。
アッサリとしながらコク深い「シンプルな味」と
「濃い」一歩手前の「醤油」が美点であり、「昔」でもある。そして「丁寧」感を植え付ける。
おおよそ、自宅でも作れそう(失礼)な程、至ってシンプルな「鶏ガラ・豚骨?+昆布+鰹節+アレ」に思う。
しかし、これが「原点」の味なんだ・・・と正直、その潔い出汁味が今となっては逆に新鮮に感じさせる。
中華そば 源さんで感じた、「スープの弱さ」による極太麺の噛み込みでの「味の抜け」は、
化学味の投入で上手く回避されている。出汁の中に浮遊する、「節」系らしきモロモロも旨味に一役買ってそう。
このスープで「細麺」なら、本当に懐かしい「夜鳴き」なシンプル中華そばになるな・・・と嬉しくなった。
===トッピング類===<叉焼5枚、チク(笑)、大切りネギ>
写真の通りの、正に高井田系標準のシンプルトッピング。
叉焼はバラ、ロースと2種類な様だが、出汁取り後を感じる。「ややスカスカ」した感。
特に赤身勝ちなロースに感じるも、高井田系各店で叉焼は皆この系統なので「まあ、こんなんね。」薄味は美点。
チク。ここではメンマじゃなく、チク。(笑)濃い目味付けのコリコリタイプは、麺の「グチクチ」をフォロー。
ネギはもう少し豪気に欲しかった。大切りネギをシャギシャギ噛みながら飲むスープが旨いのに。チクショー!!。
===総 評===<その「丁寧」スープと取るか?それとも?>
確かに美味しく、当然の如く「完食・完飲」。
スープの出来栄えがやはり、特に「老舗高井田系」とは一線を引き、シンプルで良いスープとは言えるのだが、
やはりこの綺麗さが、高井田系独特の「魔力」を削っていると感じる。
決して駄目な訳では無いし、麺に何とか負けずについて行けているので、非は何も無いのだが。
要は「あの醤油濃さ」感を求めるかどうかが鍵と思う。
高井田の醤油濃さレベルを老舗系5、無化調系1と仮定すると、こちら<さるぱぱ>は2~3位とお伝えしたい。
高井田の特に「アノ濃さ」が嫌いな人や、高井田系を畏怖の眼でみる未体験な方には是非・・
と勧める事の出来る一杯ではあります。
点数付けは、やはり「削られた魔力」の問題と、「この店のスペシャリティ」を勘案した結果です。
これ単品で、他高井田系を考慮しなくば、70点台とは言えますので。悪しからず。
御馳走様でした!!