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「ラーメン(並)、」@横浜家系らーめん いずみ家の写真休日の昼過ぎ、僕は馬込駅A2出口前に立っていた。

目指す先はもちろん。いずみ家だ。

午後13時を過ぎた時間だからか並んでいる人もなく、僕はその足取りを止めることなく店内へと入っていった。

お店に入ると広々とした空間と心地よいFMラジオが出迎えてくれた。
食券を買おうと券売機の前に立つと、その隣には酒井製麺と書かれたものが。
期待が膨らむ。
膨らんだ期待を押し殺すことなく、僕はラーメンとほうれん草、味玉をプッシュ。その他は止まることなくライスをプッシュ。
これで1050円なのだからコストパフォーマンスについては言及する必要がないだろう。

テーブル席へと誘導され、着席。
間も無くして、僕たちのリップクリーム家系ラーメンが着丼した。

まずはスープを啜った。すばらしい。
これぞ家系と言わざるを得ない。
気持ちが高揚した僕はその手を止めることなく麺へ。
口に入れた途端に広がる風味はまるで、幼き頃に母が出してくれた手作りカルピスのような優しさだった。

しかし我々もいつまでも優しさに触れている場合ではないと悟った。
徐に手に取ったのはそう、にんにくだ。

にんにくを入れるとそこにはまた違う世界が広がっていた。
例えることのできない味の変化。僕はまたこのラーメンの虜になった。
そしてライスの上にほうれん草とチャーシューを乗せ、それをそのまま海苔で包んでいただく。
そうか、君たちはスープから出てもこんなに輝くのか。そう感じながら感謝の気持ちを忘れることなく、また僕はラーメンを啜った。

この調子で食べ進め、気づくと君は居なくなっていた。
そう、完食したのである。止められなかった。自分の気持ちを抑えることができなかった。
君がそれほどまでに魅力的だったからだ。

君に出会えて良かった。また君に会いたい。
そう思えた素敵な30分のラーメン紀行だった。

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