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平日 晴天 12:00 先客7名 後客5名松戸の駅前のカプセルホテルで目が覚めたら午前9時過ぎ。酒の残った頭をフル回転させて昨夜のことを思い返す。なぜ床の上で着替えもせずに寝ていたのだろう。その時に記憶の一部がつながった。「しまった。松戸の人気店の整理券を手に入れるために前乗りして泊まっていたのだ」それは午前7時から配布される整理券だったので仕方なく諦めもうひと眠り。1時間ほど眠った後に露天風呂付き大浴場でひとっ風呂浴びて昨夜の染み付いたアルコールを洗い流す。カプセルホテルといってもデラックスタイプの個室なので遅めのチェックアウトの12時までを今後の予定を立てながら部屋で過ごした。ちなみにこの部屋が宇宙船のようで大人ながらにテンションが上がった。せっかくの初松戸なので駅中心に候補店を検索していると駅から少し離れたこちらを見つけ初訪問を決めた。昼のピーク時は避けたいと12時前の現着を目指してチェックアウトした。駅の反対側に渡り市役所横の坂を超えると煮干しの香りがしてきた。地図に頼らなくても匂いの方へ進めば店があるはずと思えるくらいに強い煮干しの香りだった。迷わず真っ直ぐに進むとやはりそこに店があった。外観からも地元の方御用達の雰囲気がプンプンしてくるが、店内には少しだけ空席があったので躊躇なく突入してみた。券売機でお題を購入するするのだが、大 中 小の表記が理解出来ず並盛りをイメージして中と煮玉子を発券した。カウンターに座り始めての店内を見渡す。交差点近くの場所柄なのかイビツな敷地を最大限に有効活用する店内のレイアウトは先ほど泊まったカプセルホテルに通じるものがある。チャンバー冷蔵庫も完備したピカピカに磨き上げられた調理場と鋭角なL字カウンターが特徴的だ。さらに印象に残るのは調理場のホワイトボードに惜しげもなく書かれたスープのレシピだった。その中に見つけた〝素10g〟の文字に、これから提供されるラーメンの素性が分かってしまった。食べる前からスープを諦めたのは初めてかも知れない。チャーハンも人気のようで中華鍋を振る軽快なリズムを聞いていると5分ほどで我が杯が到着した。オリジナルの高台丼の中の姿は茶系のフルコーディネイトに煮干しの銀皮がギラギラと鈍く光った男らしい表情だ。まずは鈍く光る宗伝唐茶色のスープをひとくち。ざらつきのあるマットな口当たりと共に押し寄せるのはゴージャスな煮干しの香味だ。強めの醤油ダレと重なり一気に口内を支配する。しかし本当の主犯格はあの〝素10g〟だった。煮干しなどの魚介の風味に覆い被さり、全てを打ち消すような不自然な旨味がこのラーメンを味を牽引していた。スープは諦め麺に進むとナチュラルなウェーブのかかった中太麺はもっちりとした歯応えが素晴らしい。溶け出したグルテンがスープとの絡みを良くするので出来るだけスープを落としながら食べ進めたが半分くらいで口の中が痺れで疲れてきた。麺の量のデータがなく中を選んだのだが私には小でも十分な麺量だった。ここで麺も諦める事になった。具材の豚肩ロースの焼豚は濃いめの味付けだが肉の赤身の旨さも残してあるので、これで作ったチャーハンなら人気もあるはずだ。しかしそこにも大量のアレが入っているのだろう。追加した煮玉子はこれ以上ない熟成された黄身は濃厚で舌にまとわりつき旨さを持っているが白身が醤油が効きすぎて塩辛いのが残念。メンマはこの中では穏やかな味付けで逆にシンプルなアクセントになってくれた。薬味は刻み白ねぎがスープに浮かび、青みの小松菜は茶色一辺倒の丼の中で鮮やかな緑色で役目を果たしている。唯一の自然な味にホッとさせてもらった。この頃には時刻も12時を回りご近所のランチタイムのピークを迎え、店頭には行列が続いていた。並んでる人たちはパワフルな男性陣が多く力強いラーメンを求めているのだろう。しかし私には食べ進めることが出来ず、ここで箸とレンゲを置いた。当初の目的とは違ったが偶然に出会ったラーメンに一期一麺の大切さを教えてもらった一杯でした。
松戸の駅前のカプセルホテルで目が覚めたら午前9時過ぎ。酒の残った頭をフル回転させて昨夜のことを思い返す。なぜ床の上で着替えもせずに寝ていたのだろう。その時に記憶の一部がつながった。
「しまった。松戸の人気店の整理券を手に入れるために前乗りして泊まっていたのだ」
それは午前7時から配布される整理券だったので仕方なく諦めもうひと眠り。1時間ほど眠った後に露天風呂付き大浴場でひとっ風呂浴びて昨夜の染み付いたアルコールを洗い流す。カプセルホテルといってもデラックスタイプの個室なので遅めのチェックアウトの12時までを今後の予定を立てながら部屋で過ごした。ちなみにこの部屋が宇宙船のようで大人ながらにテンションが上がった。
せっかくの初松戸なので駅中心に候補店を検索していると駅から少し離れたこちらを見つけ初訪問を決めた。昼のピーク時は避けたいと12時前の現着を目指してチェックアウトした。
駅の反対側に渡り市役所横の坂を超えると煮干しの香りがしてきた。地図に頼らなくても匂いの方へ進めば店があるはずと思えるくらいに強い煮干しの香りだった。迷わず真っ直ぐに進むとやはりそこに店があった。
外観からも地元の方御用達の雰囲気がプンプンしてくるが、店内には少しだけ空席があったので躊躇なく突入してみた。券売機でお題を購入するするのだが、大 中 小の表記が理解出来ず並盛りをイメージして中と煮玉子を発券した。
カウンターに座り始めての店内を見渡す。交差点近くの場所柄なのかイビツな敷地を最大限に有効活用する店内のレイアウトは先ほど泊まったカプセルホテルに通じるものがある。チャンバー冷蔵庫も完備したピカピカに磨き上げられた調理場と鋭角なL字カウンターが特徴的だ。
さらに印象に残るのは調理場のホワイトボードに惜しげもなく書かれたスープのレシピだった。その中に見つけた〝素10g〟の文字に、これから提供されるラーメンの素性が分かってしまった。食べる前からスープを諦めたのは初めてかも知れない。
チャーハンも人気のようで中華鍋を振る軽快なリズムを聞いていると5分ほどで我が杯が到着した。オリジナルの高台丼の中の姿は茶系のフルコーディネイトに煮干しの銀皮がギラギラと鈍く光った男らしい表情だ。
まずは鈍く光る宗伝唐茶色のスープをひとくち。ざらつきのあるマットな口当たりと共に押し寄せるのはゴージャスな煮干しの香味だ。強めの醤油ダレと重なり一気に口内を支配する。しかし本当の主犯格はあの〝素10g〟だった。煮干しなどの魚介の風味に覆い被さり、全てを打ち消すような不自然な旨味がこのラーメンを味を牽引していた。
スープは諦め麺に進むとナチュラルなウェーブのかかった中太麺はもっちりとした歯応えが素晴らしい。溶け出したグルテンがスープとの絡みを良くするので出来るだけスープを落としながら食べ進めたが半分くらいで口の中が痺れで疲れてきた。麺の量のデータがなく中を選んだのだが私には小でも十分な麺量だった。ここで麺も諦める事になった。
具材の豚肩ロースの焼豚は濃いめの味付けだが肉の赤身の旨さも残してあるので、これで作ったチャーハンなら人気もあるはずだ。しかしそこにも大量のアレが入っているのだろう。
追加した煮玉子はこれ以上ない熟成された黄身は濃厚で舌にまとわりつき旨さを持っているが白身が醤油が効きすぎて塩辛いのが残念。メンマはこの中では穏やかな味付けで逆にシンプルなアクセントになってくれた。
薬味は刻み白ねぎがスープに浮かび、青みの小松菜は茶色一辺倒の丼の中で鮮やかな緑色で役目を果たしている。唯一の自然な味にホッとさせてもらった。
この頃には時刻も12時を回りご近所のランチタイムのピークを迎え、店頭には行列が続いていた。並んでる人たちはパワフルな男性陣が多く力強いラーメンを求めているのだろう。しかし私には食べ進めることが出来ず、ここで箸とレンゲを置いた。
当初の目的とは違ったが偶然に出会ったラーメンに一期一麺の大切さを教えてもらった一杯でした。