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平日 晴天 10:35 待ちなし 後待ち4名本日は新企画〝乗換なしで連食の旅 〟をスタートする。記念すべき第一回は日比谷線である。この企画は各公共交通機関で一度も乗り換えせずに同一路線内で連食をするというものだ。相互乗り入れでの路線名が変わるのはOKとし、あくまでも乗換をしなければ良しとする。但し同店内や同駅内での連食は不可とする。そこで今回の第一弾に選んだのが日比谷線だ。起点の中目黒から終点の南栗橋までと東武スカイツリーライン 伊勢崎線の乗り入れにより45駅もが利用可能な路線は今回の企画にうってつけだ。ここで改めて発表します。〝第一回 乗換なしで連食の旅 日比谷線編 vol1〟の目的ルートは恵比須〜獨協大学前〜仲御徒町である。第一回の最初の店にに選ばれたのがこちらで、もちろん乗換なしで辿り着ける条件にも当てはまる地元での人気店のようだ。開店前の先着を目指して午前9時過ぎに自宅を出発。自宅から最寄駅ではないが歩いて15分ほどで恵比須駅に着いた。いよいよここからスタートだと思うと身の引き締まる思いで日比谷線に足を踏み入れたが乗換の心配がないので一瞬で気がゆるみ、のんびり気分になった。車内のぽかぽか陽気にうつらうつらとしていると一時間ほどで獨協大学前に着いた。初上陸で耳にした事もない駅名だと思っていたら以前は松原団地と名乗っていたようだ。これなら聞いた事があるが駅前の立派さに驚いた。そこからは歩いて店へと向かう。高架沿いをまっすぐに戻ると中華そばと書かれたのぼり旗が風にたなびいている。店先の赤いベンチに腰を下ろしてオープンを待つ。定刻5分前にオープン。先頭にてカウンターへ座り店内を見渡す。大手牛丼チェーン店のようなコの字のカウンターにテーブル席を繋いだ店内を二人体制で切り盛りされている。気取らない様子が気持ちを穏やかにしてくれる。券売機はなく口頭注文式でお題を告げると細麺と平打ち麺のチョイスを聞かれた。道中の電車内でうたた寝してたので予習しておらず勢いで細麺をお願いしてしまった。この予習不足がこのあとに出鼻をくじかれる事となる。待つ事5分で我が杯が到着した。ロゴ入りオリジナルの白磁の高台丼の中の姿は、中華そばと言えば醤油味の思い込みがあったのでオーダーミスで塩ラーメンが来たと思ってしまった。しかし注文した中華そばは喜多方ラーメンの流れをくむ塩ダレベースの中華そばだった。盛り付け方や具材を見て初めて気が付いたのだ。それはクリアな色白スープに大胆な反対色の黒の具材をあしらった白と黒のコントラストが特徴的な姿。オセロならば現時点では白が優勢に見える展開だ。まずは透明感のある鳥の子色のスープをひとくち。最初に感じたのは紛れもないアレ由来の旨味成分で不自然なほどの甘みでもって全体をまとめ上げる。せっかくの豚ガラやゲンコツなどの動物系清湯スープの個性や魚介出汁の香りを押しならしてしまっている。余りのまとまり方に出汁に含まれる謎の旨味ではなくカエシの白ダレに含まれているのかとも思った。スープは断念し自ら選んだ細麺をいただく。そのストレート中細麺は低加水ならではの水分含有量の少なさから圧倒的に小麦の存在が明確で噛むたびに甘みがあふれ出す。スープの謎の甘みにも負けない小麦の甘さは中々めぐり会えない素晴らしい麺だ。茹で加減のピークで提供されているので早く食べ進めないとスープに毒されそうなので慌てて麺をかき込んだ。具材は豚バラの煮豚型焼豚が四枚。元々はとろける焼豚が苦手なのだが脂身に対する赤身のバランスと肉感が良く脂身をしつこく感じない。普段なら苦戦を強いられる相手だがネギの力も借りながら難無く平らげた。ランチサービスの味玉は見た目はガン黒で近寄りがたいが実は非常に軟弱で柔らかな白身を割ると黄身が流れ出してしまうほどだ。味付けも穏やかで外見に反し、かよわい青年だった。しかしこのランチサービスが通し営業の夕方5時までのサービスと聞き驚いた。夕方5時と言えば私の祖父ならば夕食を終え大相撲をテレビ観戦していた時間帯である。そこまでランチサービスと呼ぶとは何という太っ腹なんだろう。メンマは系譜の流れを守る黒細メンマで液面に大量に添えられいる。わずかなコリッとした食感とぬめりのある口当たりが特徴で単体で食べても麺と一緒にしても味わえる名脇役。こちらも味玉と同じく外見の濃さよりも随分と優しい味わいだが、食べても食べてた丼の底から湧いて出てくるような量には戸惑った。薬味は乱雑に切られた白ねぎだが先程の焼豚との共演ではアシスタント役を見事にこなし存在をアピールした。大判な海苔も色素や密度が薄いので期待はしていなかったが鮮度が良く香りが立っていたので磯の香りを楽しめた。質よりも鮮度が優った一枚だ。今回も何処の馬の骨かも分からないナルトは置き去りにした。最後には目の前の丼の中の姿は黒メンマから染み出した醤油ダレがスープの色を黒に変えていた。あれだけ白が優勢だったオセロの展開を大逆転で黒が圧倒的優位に立っている。このスープを飲み干せば白磁の器の白が現れ再び逆転出来ると思ったが不自然な旨味のスープを飲むことが出来ずに黒の勝利のまま箸を置いた。コスパは最強だと思えるが採点には考慮しない事と決めているので高くはない採点となった。これで今回の新企画も前編を終えたが前途多難な旅になりそうな予感がする一杯でした。
本日は新企画〝乗換なしで連食の旅 〟をスタートする。記念すべき第一回は日比谷線である。
この企画は各公共交通機関で一度も乗り換えせずに同一路線内で連食をするというものだ。相互乗り入れでの路線名が変わるのはOKとし、あくまでも乗換をしなければ良しとする。但し同店内や同駅内での連食は不可とする。
そこで今回の第一弾に選んだのが日比谷線だ。起点の中目黒から終点の南栗橋までと東武スカイツリーライン 伊勢崎線の乗り入れにより45駅もが利用可能な路線は今回の企画にうってつけだ。
ここで改めて発表します。〝第一回 乗換なしで連食の旅 日比谷線編 vol1〟の目的ルートは恵比須〜獨協大学前〜仲御徒町である。第一回の最初の店にに選ばれたのがこちらで、もちろん乗換なしで辿り着ける条件にも当てはまる地元での人気店のようだ。開店前の先着を目指して午前9時過ぎに自宅を出発。自宅から最寄駅ではないが歩いて15分ほどで恵比須駅に着いた。いよいよここからスタートだと思うと身の引き締まる思いで日比谷線に足を踏み入れたが乗換の心配がないので一瞬で気がゆるみ、のんびり気分になった。
車内のぽかぽか陽気にうつらうつらとしていると一時間ほどで獨協大学前に着いた。初上陸で耳にした事もない駅名だと思っていたら以前は松原団地と名乗っていたようだ。これなら聞いた事があるが駅前の立派さに驚いた。そこからは歩いて店へと向かう。高架沿いをまっすぐに戻ると中華そばと書かれたのぼり旗が風にたなびいている。店先の赤いベンチに腰を下ろしてオープンを待つ。
定刻5分前にオープン。先頭にてカウンターへ座り店内を見渡す。大手牛丼チェーン店のようなコの字のカウンターにテーブル席を繋いだ店内を二人体制で切り盛りされている。気取らない様子が気持ちを穏やかにしてくれる。券売機はなく口頭注文式でお題を告げると細麺と平打ち麺のチョイスを聞かれた。道中の電車内でうたた寝してたので予習しておらず勢いで細麺をお願いしてしまった。この予習不足がこのあとに出鼻をくじかれる事となる。
待つ事5分で我が杯が到着した。ロゴ入りオリジナルの白磁の高台丼の中の姿は、中華そばと言えば醤油味の思い込みがあったのでオーダーミスで塩ラーメンが来たと思ってしまった。しかし注文した中華そばは喜多方ラーメンの流れをくむ塩ダレベースの中華そばだった。盛り付け方や具材を見て初めて気が付いたのだ。
それはクリアな色白スープに大胆な反対色の黒の具材をあしらった白と黒のコントラストが特徴的な姿。オセロならば現時点では白が優勢に見える展開だ。
まずは透明感のある鳥の子色のスープをひとくち。最初に感じたのは紛れもないアレ由来の旨味成分で不自然なほどの甘みでもって全体をまとめ上げる。せっかくの豚ガラやゲンコツなどの動物系清湯スープの個性や魚介出汁の香りを押しならしてしまっている。余りのまとまり方に出汁に含まれる謎の旨味ではなくカエシの白ダレに含まれているのかとも思った。
スープは断念し自ら選んだ細麺をいただく。そのストレート中細麺は低加水ならではの水分含有量の少なさから圧倒的に小麦の存在が明確で噛むたびに甘みがあふれ出す。スープの謎の甘みにも負けない小麦の甘さは中々めぐり会えない素晴らしい麺だ。茹で加減のピークで提供されているので早く食べ進めないとスープに毒されそうなので慌てて麺をかき込んだ。
具材は豚バラの煮豚型焼豚が四枚。元々はとろける焼豚が苦手なのだが脂身に対する赤身のバランスと肉感が良く脂身をしつこく感じない。普段なら苦戦を強いられる相手だがネギの力も借りながら難無く平らげた。
ランチサービスの味玉は見た目はガン黒で近寄りがたいが実は非常に軟弱で柔らかな白身を割ると黄身が流れ出してしまうほどだ。味付けも穏やかで外見に反し、かよわい青年だった。しかしこのランチサービスが通し営業の夕方5時までのサービスと聞き驚いた。夕方5時と言えば私の祖父ならば夕食を終え大相撲をテレビ観戦していた時間帯である。そこまでランチサービスと呼ぶとは何という太っ腹なんだろう。
メンマは系譜の流れを守る黒細メンマで液面に大量に添えられいる。わずかなコリッとした食感とぬめりのある口当たりが特徴で単体で食べても麺と一緒にしても味わえる名脇役。こちらも味玉と同じく外見の濃さよりも随分と優しい味わいだが、食べても食べてた丼の底から湧いて出てくるような量には戸惑った。
薬味は乱雑に切られた白ねぎだが先程の焼豚との共演ではアシスタント役を見事にこなし存在をアピールした。大判な海苔も色素や密度が薄いので期待はしていなかったが鮮度が良く香りが立っていたので磯の香りを楽しめた。質よりも鮮度が優った一枚だ。今回も何処の馬の骨かも分からないナルトは置き去りにした。
最後には目の前の丼の中の姿は黒メンマから染み出した醤油ダレがスープの色を黒に変えていた。あれだけ白が優勢だったオセロの展開を大逆転で黒が圧倒的優位に立っている。このスープを飲み干せば白磁の器の白が現れ再び逆転出来ると思ったが不自然な旨味のスープを飲むことが出来ずに黒の勝利のまま箸を置いた。
コスパは最強だと思えるが採点には考慮しない事と決めているので高くはない採点となった。これで今回の新企画も前編を終えたが前途多難な旅になりそうな予感がする一杯でした。