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仕事でせわしない木曜昼(25日)、昼食はコンビニのおにぎりでもと思っていたら、またぞろ例の先輩が来て「ラーメン食わせろ」。しかし、ちょうどこの先輩と打ち合わせが必要な案件があり、「パワーランチ」ということで西新橋「愛宕」へ。 13時前でしたが、店内は4分ほどの客入り。開店直後に比べれば、客足もやや落ち着きましたか。券売機は入口左手、「おすすめ」マークの「つけ愛宕」(930円)をポチッとな。テーブルについて、さっそく打ち合わせているうち、丼到着。 丼に顔を近付けると、フワリとした鶏の良い香り。では、つけ汁を一口……敢えて鶏油を多めに残した濃厚な鶏スープ、これにキレのあるカツオ出汁を強めに合わせ、少量の辛味とカエシで輪郭線を強調して、かなりメリハリの効いた一品。得てしてWスープは、動物系と魚介系を合わせた時の濃厚感の「薄まり」が課題ですが、上手く鶏の油分でカバーしています。それに、ラーメンの「愛宕」では気になった揚げ葱も、この「脂濃度」ではシックリと馴染んでますな。 麺は「愛宕」と同じ中細、しかし相当な固ゆでのため、麺のクセがそのまま残って弱くウェーブしています。そのまま一口いただきますと……ゆでた後のシメによるものではなく、ゆでを浅くして「ギッシリ」とした質感を出しています。おかげで、ポクポクとした木訥な歯切れと、ギリギリ粉っぽさを感じない程度の甘み、好みが別れそうな麺ですな。コイツをつけ汁につけ、ズバァ〜〜ッといきますと……つけ汁の脂っぽさと、麺の「ポクポク」感が、全く合わないようで、なぜかそれなりに同居するという、不思議なコンビネーション。しかし味としては、鶏のふくよかさと麺の素朴な甘さを、鰹で「キュッ」とシメるという構成で、悪くありません。 具材はチャーシュー、味玉に海苔、それに薬味。面白いのはチャーシューで、薄いバラ肉に加えて刻んだモノがつけ汁に浮き、さらに麺上に厚めのバラ肉がのるという、「トリプル」構成。「愛宕」では薄肉のみでしたが、こうやって質感のバリエーションをつけると、表面のカリカリ感やハッキリとした味付けを背景に、食感の変化が豊かになって、なかなか面白い。 ―――ラーメンの「愛宕」に比べれば、つけ汁・麺でかなり「実験的」な取り組みが感じられ、相当ユニークな一品。スープ割りも、ガツンとカツオ出汁が強調されて、これはこれで面白い……ラーメンの「愛宕」の方も、スープはこのバランスでエエンではないかな。ちょっとCPには難ありですが、「らー麺」「つけ麺」両方食べて、この店が送っていた「メッセージ」を、ようやく一部解読できたような気分の、オジさんなのでした。
13時前でしたが、店内は4分ほどの客入り。開店直後に比べれば、客足もやや落ち着きましたか。券売機は入口左手、「おすすめ」マークの「つけ愛宕」(930円)をポチッとな。テーブルについて、さっそく打ち合わせているうち、丼到着。
丼に顔を近付けると、フワリとした鶏の良い香り。では、つけ汁を一口……敢えて鶏油を多めに残した濃厚な鶏スープ、これにキレのあるカツオ出汁を強めに合わせ、少量の辛味とカエシで輪郭線を強調して、かなりメリハリの効いた一品。得てしてWスープは、動物系と魚介系を合わせた時の濃厚感の「薄まり」が課題ですが、上手く鶏の油分でカバーしています。それに、ラーメンの「愛宕」では気になった揚げ葱も、この「脂濃度」ではシックリと馴染んでますな。
麺は「愛宕」と同じ中細、しかし相当な固ゆでのため、麺のクセがそのまま残って弱くウェーブしています。そのまま一口いただきますと……ゆでた後のシメによるものではなく、ゆでを浅くして「ギッシリ」とした質感を出しています。おかげで、ポクポクとした木訥な歯切れと、ギリギリ粉っぽさを感じない程度の甘み、好みが別れそうな麺ですな。コイツをつけ汁につけ、ズバァ〜〜ッといきますと……つけ汁の脂っぽさと、麺の「ポクポク」感が、全く合わないようで、なぜかそれなりに同居するという、不思議なコンビネーション。しかし味としては、鶏のふくよかさと麺の素朴な甘さを、鰹で「キュッ」とシメるという構成で、悪くありません。
具材はチャーシュー、味玉に海苔、それに薬味。面白いのはチャーシューで、薄いバラ肉に加えて刻んだモノがつけ汁に浮き、さらに麺上に厚めのバラ肉がのるという、「トリプル」構成。「愛宕」では薄肉のみでしたが、こうやって質感のバリエーションをつけると、表面のカリカリ感やハッキリとした味付けを背景に、食感の変化が豊かになって、なかなか面白い。
―――ラーメンの「愛宕」に比べれば、つけ汁・麺でかなり「実験的」な取り組みが感じられ、相当ユニークな一品。スープ割りも、ガツンとカツオ出汁が強調されて、これはこれで面白い……ラーメンの「愛宕」の方も、スープはこのバランスでエエンではないかな。ちょっとCPには難ありですが、「らー麺」「つけ麺」両方食べて、この店が送っていた「メッセージ」を、ようやく一部解読できたような気分の、オジさんなのでした。