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土曜日 晴天 12:55 待ちなし 先客 6名 後客なしあっと言う間に梅雨も明けて雨の中で行列する心配は随分と減ったが強烈な炎天下の中で並ぶのも中年の身体にはかなり堪える。土日の繁華街の有名店を避けて近場の神泉で物色。二件の候補が上がったが大通りからより近いこちらに決定。渋谷の外れの雑居ビルの前に大きなノボリと看板を発見。何とも怪しい通路の奥へと導かれる。このビルの雰囲気は嫌いではない。一番奥の店からは真昼間から酔っ払っていると思われる大きな話し声がドアから漏れてくる。店内に券売機は無いようで席を探すも満席なのかも分からずワンオペ対応のため入口に立つも気づいてもらえず戸惑う。黙々と調理されているため、すみませんの声もかけられず時を待つ。先客の注文を運ぶ際にやっと気づいてもらえ着席することができた。口頭注文の後払いのシステムのようで薄暗く見えづらいメニューに目を凝らし基本のラーメンに味玉だけを追加する。メニューも豊富でワンオペなので提供時間は早くはないが10分ほどで到着。第一印象はビビットな黄色の器が目を惹く。食べる前からなんだが食欲をそそる感じではない。見た目よりも味に期待を込めて気持ちを切り替える。目一杯に盛られた具材をかき分けでレンゲでスープをすくう。口元に近づけただけで煮干しが香る。いや襲いかかってくるイメージ。ひとくち飲むと苦い。ただ苦い。インパクト先行でスープの旨みが薄れている。麺は黄色めの中細ストレート麺で茹で具合も良く麺自体に甘みも感じた。これは美味しい。この甘みを引き出すためのスープの苦さなのだとしたら分からなくもないが口の中は苦玉を噛んだようでまだ不快。味玉は色づきこそしっかりしているが味付けは薄めで黄身の甘みが活きている。温度も温かくされている。この甘みを引き出すのもスープの苦みなのか。豚肩ロースの低温焼豚は薄味すぎて旨みが出てない。大きさがバラバラな紫玉ねぎのみじん切りは雑な仕事に見える。青みのほうれん草と細切りタケノコの水煮からも手仕事を感じない。ほうれん草は冷凍食品を戻しただけに感じた。おろし生姜や緑色の海苔も質が良いとは思えない。結果、味玉以外の具材を避けるように麺は完食したが他は食べきれず。スープはほとんど飲んでないはずだが席を立ってからも口の中の苦みは消えず。帰りに立ち寄ったコーヒーショップでエスプレッソを飲んでも煮干しの苦みを消すことはできなかった。ガツンとしたインパクトを求める者あれば、ホッとする安らぎを求める者ありとラーメンの多様化を知らされる一杯でした。
あっと言う間に梅雨も明けて雨の中で行列する心配は随分と減ったが強烈な炎天下の中で並ぶのも中年の身体にはかなり堪える。土日の繁華街の有名店を避けて近場の神泉で物色。二件の候補が上がったが大通りからより近いこちらに決定。
渋谷の外れの雑居ビルの前に大きなノボリと看板を発見。何とも怪しい通路の奥へと導かれる。このビルの雰囲気は嫌いではない。一番奥の店からは真昼間から酔っ払っていると思われる大きな話し声がドアから漏れてくる。
店内に券売機は無いようで席を探すも満席なのかも分からずワンオペ対応のため入口に立つも気づいてもらえず戸惑う。黙々と調理されているため、すみませんの声もかけられず時を待つ。先客の注文を運ぶ際にやっと気づいてもらえ着席することができた。
口頭注文の後払いのシステムのようで薄暗く見えづらいメニューに目を凝らし基本のラーメンに味玉だけを追加する。メニューも豊富でワンオペなので提供時間は早くはないが10分ほどで到着。
第一印象はビビットな黄色の器が目を惹く。食べる前からなんだが食欲をそそる感じではない。見た目よりも味に期待を込めて気持ちを切り替える。
目一杯に盛られた具材をかき分けでレンゲでスープをすくう。口元に近づけただけで煮干しが香る。いや襲いかかってくるイメージ。ひとくち飲むと苦い。ただ苦い。インパクト先行でスープの旨みが薄れている。
麺は黄色めの中細ストレート麺で茹で具合も良く麺自体に甘みも感じた。これは美味しい。この甘みを引き出すためのスープの苦さなのだとしたら分からなくもないが口の中は苦玉を噛んだようでまだ不快。
味玉は色づきこそしっかりしているが味付けは薄めで黄身の甘みが活きている。温度も温かくされている。この甘みを引き出すのもスープの苦みなのか。
豚肩ロースの低温焼豚は薄味すぎて旨みが出てない。大きさがバラバラな紫玉ねぎのみじん切りは雑な仕事に見える。青みのほうれん草と細切りタケノコの水煮からも手仕事を感じない。ほうれん草は冷凍食品を戻しただけに感じた。おろし生姜や緑色の海苔も質が良いとは思えない。
結果、味玉以外の具材を避けるように麺は完食したが他は食べきれず。スープはほとんど飲んでないはずだが席を立ってからも口の中の苦みは消えず。帰りに立ち寄ったコーヒーショップでエスプレッソを飲んでも煮干しの苦みを消すことはできなかった。
ガツンとしたインパクトを求める者あれば、ホッとする安らぎを求める者ありとラーメンの多様化を知らされる一杯でした。