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お盆もオリンピックも終われば、仕事もいよいよ忙しくなってきそうな予感(23日)。まだ週末に「自由」が残っているうちに、気になっていた新店を訪問せねば……土曜お昼に、元浅草の「てんくう」へ。 散歩がてら、上野から浅草通りをブラブラ東へ。この辺りはお寺が多く、その関連か仏壇・仏具屋さんの多い土地柄、落ち着いた良い街です。歩道に「てんくう」の立て看板発見、東本願寺手前の路地を入ると、すぐお店が見つかりました。 白い外壁に白い暖簾で、コザッパリとした店構え。券売機は入口左手、メニューは「醤油」「塩」「つけ麺」の三本立て、細麺と聞いておりますので、今日のところは「味玉入りらーめん(塩)」(730円)で。 お昼時で店内満員でしたが、運良く先客と入れ替わりに、カウンター席に着席、厨房は目の前です。ちょうど「醤油」と同一ロットの調理、工程を見ておりましたが、カエシと一部具材以外は全く同じ製法ですな。塩ダレ、油、薬味を入れた丼に、琥珀色の魚介スープを注ぎ、さらに少し濁った動物系のスープを注いでいます。丼は約5分で到着。 では、スープを一口……非常に軽やかな鶏の風味、さらにクセのない上質な魚介出汁がきれいに馴染んで、ジンワリした味わいながら、コクとキレの鮮やかなスープ。個々の食材の味を突出させず、派手さや外連味のない地味なスープですが、「円熟」を感じさせる深い味わい、特に透明感のある魚介系の旨みに注目ですな。 麺は細麺ストレート、しなやかな喉ごしにプツプツとした軽快な歯切れ、細麺特有のスープの持ち上げ、麺とスープの味の相性もグッド。自家製麺と聞いておりますが、さすがにコダワリが感じられます。 具材は、チャーシュー、メンマ、青菜に白髪ネギ、そして味玉。チャーシューは肩ロースを丁寧に炙ったもの、適度に脂が落ちており、濃いめの味付けで結構美味い。メンマは極太、シャクシャクと食べられる小気味よい食感で、ハッキリとした味付けが際立たせる、スープとのコントラストが見事。そして、実は「塩」だけに入る具材の一品がありまして……それが、なんと刻んだ「油揚げ」。いや、これがなんとも美味い。スープの旨みを吸った油揚げが醸すほのかな甘み、「日本人で良かった」と思う瞬間ですな。 非常に穏やかに、しかしジワジワと舌を包み込んでいくような「旨み」。このスープには、一匙ごとに美味さが増すような、不思議な魅力があります。最初はやや油が多いかと思っていましたが……これ以上少ないと、味の「キレ」が強すぎてしまうような。最近食した店では、「ラーメン大至」「麺 旬風」などと同じベクトル上にある、「インパクト度外視」の「本物」志向。永く地元に愛される店になると思います。
どもです。 このようなビジュアルのラーメンに非常に弱いです。 豚骨醤油・豚骨魚介全盛のこのご時世、こう言うラーメンでホットしたいです。 トッピングとしての油揚げ・・・、食べたことがありませんが面白そうですね。 噛んだ瞬間のじゅわっと感が良さそうです。
散歩がてら、上野から浅草通りをブラブラ東へ。この辺りはお寺が多く、その関連か仏壇・仏具屋さんの多い土地柄、落ち着いた良い街です。歩道に「てんくう」の立て看板発見、東本願寺手前の路地を入ると、すぐお店が見つかりました。
白い外壁に白い暖簾で、コザッパリとした店構え。券売機は入口左手、メニューは「醤油」「塩」「つけ麺」の三本立て、細麺と聞いておりますので、今日のところは「味玉入りらーめん(塩)」(730円)で。
お昼時で店内満員でしたが、運良く先客と入れ替わりに、カウンター席に着席、厨房は目の前です。ちょうど「醤油」と同一ロットの調理、工程を見ておりましたが、カエシと一部具材以外は全く同じ製法ですな。塩ダレ、油、薬味を入れた丼に、琥珀色の魚介スープを注ぎ、さらに少し濁った動物系のスープを注いでいます。丼は約5分で到着。
では、スープを一口……非常に軽やかな鶏の風味、さらにクセのない上質な魚介出汁がきれいに馴染んで、ジンワリした味わいながら、コクとキレの鮮やかなスープ。個々の食材の味を突出させず、派手さや外連味のない地味なスープですが、「円熟」を感じさせる深い味わい、特に透明感のある魚介系の旨みに注目ですな。
麺は細麺ストレート、しなやかな喉ごしにプツプツとした軽快な歯切れ、細麺特有のスープの持ち上げ、麺とスープの味の相性もグッド。自家製麺と聞いておりますが、さすがにコダワリが感じられます。
具材は、チャーシュー、メンマ、青菜に白髪ネギ、そして味玉。チャーシューは肩ロースを丁寧に炙ったもの、適度に脂が落ちており、濃いめの味付けで結構美味い。メンマは極太、シャクシャクと食べられる小気味よい食感で、ハッキリとした味付けが際立たせる、スープとのコントラストが見事。そして、実は「塩」だけに入る具材の一品がありまして……それが、なんと刻んだ「油揚げ」。いや、これがなんとも美味い。スープの旨みを吸った油揚げが醸すほのかな甘み、「日本人で良かった」と思う瞬間ですな。
非常に穏やかに、しかしジワジワと舌を包み込んでいくような「旨み」。このスープには、一匙ごとに美味さが増すような、不思議な魅力があります。最初はやや油が多いかと思っていましたが……これ以上少ないと、味の「キレ」が強すぎてしまうような。最近食した店では、「ラーメン大至」「麺 旬風」などと同じベクトル上にある、「インパクト度外視」の「本物」志向。永く地元に愛される店になると思います。