コメント
どうもです〜。
このお店、私もとっても気になっていたんですよぉ〜。
まだ突撃に至っていないのは、皆さん高評価なんですが、心の隅に「調味料使わないでホントに美味しさを感じられるのかなぁ??」というのが少しありまして・・・駄舌の私ですし(苦笑)。
でも、レビューの
>実はもともと昆布や煮干しにはかなり塩分が含まれており、キッチリと量を使えば味付けに塩を使う必要はありません。
ここで納得できました!
旨みを引き出す程度の塩分は、素材の中に含まれているワケですね!
コレで、心置きなくすぐにでも突撃できます。
最近ちと忙しいので、少し先かな(苦笑)。
おうじろう | 2008年9月3日 13:09

miles
チャーチル・クロコダイル
よしくん
junjun
E.T.O
サリー





店をのぞくと先客1名のみ、入口右手の券売機で「ラーメンゼロ」(850円)と「味玉」(100円)をポチッとな、店員の丁寧な誘導でカウンター席へ。背もたれの高い籐編みのお洒落な椅子、カウンターやテーブルも落ち着いたデザインで、あか抜けた雰囲気。店内に漂うウェストコースト系モダン・ジャズが似合う、「大人の空間」ですな。丼は約5分で到着。
では、スープを一口……思わず目を見張るほどの、濃厚な「旨み」。能書きでは、厚岸産のあさりや噴火湾のホタテ、昆布、スルメ、煮干し、鶏、豚、野菜、果物等を大量に炊いたスープで、化学調味料はおろか塩も醤油も使っていないとのこと。昆布、煮干し主体の魚介系の旨みが動物系のそれと渾然とシナジーした、じつに奥行きのある「旨み」。それをホタテの独特な風味で全体をフワリと引き立て、スルメのかすかな「苦味」と甘みが、鮮やかなコクを演出して……これは、美味い。
私は魚介出汁をとって遊ぶのが趣味ですが、実はもともと昆布や煮干しにはかなり塩分が含まれており、キッチリと量を使えば味付けに塩を使う必要はありません。このスープも塩加減が絶妙、しかもミネラルを含んだ塩の「丸さ」が、なんとも心地よいですな……具材として挽肉が多く入っていますが、良く茹でてから投入しているようで、スープの味を支配しないよう配慮。食感を中心に楽しませる目的のようで、なんとも心憎い「フェイント」です。
麺は少し細めの中太で、弱くウェーブしたもの。少しザラつきのある麺肌で軽快な歯切れ、「北海道産100%」の小麦粉使用とのことですが、優しく透明感のある甘みが、スープの濃厚な旨みに実に良く映えます。
具材は、チャーシュー、メンマ、挽肉と海苔、そして味玉。チャーシューは、スープを汚さぬよう味付けは控えながら、煮込みと焼きの両方をシッカリ入れて、素材の美味さで勝負した一品。味玉も、敢えて派手な味付けは避け、黄身の自然な甘みを楽しませます。そして、柔らかな穂先と、かなり固めの部位を使った、2種のメンマ。食感の対比が面白いのですが……塩抜きが足りないのか、穂先メンマに感じるほんのわずかな「苦味」。これが、スルメ本来のかすかな「苦味」と呼応して、やや気になりました。完璧に近い一品の、ほんの些細なポイントですが。
カウンターには「最初は味が薄いとか物足りないとか」云々と書いてありますが、冗談じゃない。一口目から感じる、極めて「濃厚」な旨みの饗宴。名刺には「塩でも醤油でも味噌でもない!!」とあり、たしかに極めて独創的で、自己ルールに従い90点以上をつけたいところなんですが……実は、コンセプトは違うものの、味わいに共通点のある店がありまして、それが私の大好きな津田沼「旭川ラーメン 好」。いずれもホタテを前面に動物系とのバランスを重視して、食材のもつ「自然な味わい」を重視した一品。「ゼロ」はスルメ、「好」は鰺干しと「二段目の押し」が違いますが……結果論的に、味わいに多くの共通点を感じます。しかし、好きだなぁ……こういう味。目黒方面の方が羨ましい! オススメの一杯です。