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コメント
むむむ。
実はもつが苦手な私ですが何とも魅力的。
お店の雰囲気からして
関東から遊びに来たラーメンに興味ない人を
連れて行くのも良さそうと思いました。
なんで京都に来てラーメン?とよく言われましたし(笑)
uraWAのわ! | 2008年8月26日 17:34コメントありがとうございます。
わ(wa!)さん。
意地悪な言い方ですが、関東に戻らざるを得なかったことを悔やんでください。
こう言いたくなるほどに美味かったです。
というか、衝撃的でした。
ラーメンに興味ない人とはいわず、食べ歩いている方もお連れください。
poly-hetero | 2008年8月26日 22:54

poly-hetero
Ra麺@答えくん
なんばさん


MAKEJI(味薄めで)





とはいえネット上ではあまり情報が飛び交っておらず、既にオープンしていることを知ることができたのはオープン9日後。どうなってんだ、おい…。
店に到着したのは、意外に涼しい昼下がり。外装は町屋を改装した作り。それは京都では珍しくないのですが、驚かされたのは店内に入るために自分の背丈よりも低い(ちなみに僕は成人男性の平均身長程度です)くぐり戸を通らなければならないこと。これは珍しい。
ここからが少しややこしいので、訪問される予定の方はよくお読み下さい。
くぐり戸を抜けると、元は三和土(たたき)だったのであろう土間を通り、ガラス戸の手前にある
券売機で、目当ての食券を購入します。
次に、ここからが肝心なのですが、そのままガラス戸を開け、右側(西側)に行き、そこの
ガラス戸を開けるとようやく入店という運びとなっております。
決して、土間からふすまを開けて入店しようとしないでください。そこには厨房しかありません。
ええ。僕はそれをやってしまいました。その後店主さんは親切に教えてくださいましたが。
さて、注文したのは「もつそば」。「ラーメン」もありましたが、それは「高倉二条」やつけ麺や ろぉじと
同じような和風豚骨醤油だということで、今回は敬遠しました。
程なくして、「もつそば」が到着。
すぐに店主さんが「生卵は大丈夫ですか?」と尋ねられ、お好みで供されます。
これを溶き、すき焼き風に食す模様。
フム。
ともあれ、まずはスープを一口。「むむ!これは…」。二口目。「美味っ!!」。
久々のスマッシュヒットでした。
高倉二条のラーメンのスープと何が違うのか。実際のところまだよくわかっていないので、
以下、これまでの僕のレビューの中でも一、二を争うほどに推測だらけとなります。
「筆舌し難い未知なる美味さがある」と先に言い訳させていただくことをお許しください。
実際僕がこのRDBで95点超で採点する大抵の場合は、その「新しさ」に魅了され、
「美味い!でもわからない!だからもっとそれを知りたい!」
との欲望が点火させられるのです。
まず豚骨の旨み。スープの印象として「甘い」とは感じさせませんが、
豚骨自体は高倉二条のそれに比してもう少しマイルドな甘味を湛えているように感じられました。
心なしか動物系の油もあちらのラーメンよりは多めだと感じられましたが、
それも起因しているのでしょう。
いや。実は夢中で食べていたので、途中で油の膜が張ったのかもつ肉の油が溶け出しているのか、
はたまた別の油がはじめから用いられているのかが、よくわかっておりません。
まあおそらくはもつの旨みが好影響を及ぼしているのでしょう。
とにかくよりマイルドな旨みとしての貢献度を誇っていたのは確か。
また高倉二条のラーメンほどには、酢の酸味を感じることがなかったことも
付け加えておきます。
次に魚介系。魚粉や節系の味わいが豊かなのは高倉二条と同じ。
しかし、これらが先述した豚骨の旨みと見事に共存していることが差異を生じさせています。
豚骨も魚介も強烈な存在感を醸しているのに、どこか穏やかで深いコクを持つ。
このアンビバレンスは本当に見事です。
最後に醤油ダレ。
はい。これは全くもってわかりません(醤油ダレというか、タレ全般は僕の課題ポイントです)。
いわゆる「醤油辛さ」はないとだけ書かせていただきます。
麺に移りましょう。
麺はもちろん、あの自家製全粒紛麺。
さすがの存在感を誇り、決してスープに負けません。
スープの影響か、しばしば「蕎麦っぽい」と評される風味は少し減退気味ですが、
それ故にバランスが良いと感じられました。
具はもつ肉に葱、糸唐辛子、キャベツ、白葱、ニンニクの芽など。
バーナーで炙られるもつ肉が、香ばしさと肉汁の旨みを兼備し、これまた何とも美味い!
またラーメンのスープがタレのような役割を果たしていたように感じられたことも特筆すべきでしょう。
最近チャーシューに食傷気味な僕としては、もう少しだけで良いのでこの具を選ぶ店が
増えても良いのにと思わされたほどです。
さて、無料で供される生卵に浸して食べる。
う〜ん、味がぼやけるような気もします。
3口に一度のアクセントとしては、良いかもしれません。
これは好みの問題ですかね。
「もつそば」。
高倉二条プロデュースの洗練された新境地であり、京都のラーメン界に少なからず
衝撃を与えるかもしれません。
店もラーメンもまだほとんど知られていないようで(積極的に告知されていませんから)、
客数が0の日もある模様。
しかし高倉二条やろおじ以上に「京都」を連想させる外装と内装、そして少なくとも京都では
オンリーワンにして新境地を切り開き得るこのもつそばをもってして、行列を成す人気店に
なるのは時間の問題でしょう。
お早めに訪問されることを強くお勧めいたします。