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2017年8月25日の大崎裕史の今日の一杯

東京都渋谷区代々木

背脂生姜醤油ラーメン

「我武者羅」(幡ヶ谷)グループの「Miso Noodle Spot 角栄 KAKU-A」が「我武者羅代々木店」にリニュアル。本店の生姜醤油ラーメンも味を変えたらしいので、こちらで確認しようと行ってみた。

開店祝いの花輪が多くてまるでパチンコ店のオープン並(笑)。

店主は新潟出身で新潟のご当地ラーメン「生姜醤油、背脂煮干、濃厚味噌、カレー」を展開。それぞれ地元の味をブラッシュアップし、「都会の絵の具」で染めた感じの東京風新潟ラーメンを提供していた。
今回はそのうちの「味噌、カレー」を封印して生姜醤油の味をリニュアルして店舗を増やした形になる。(冬になったらどこかで味噌もやるらしい)
メニューは「元祖長岡系」の生姜醤油と「長岡進化型」を謳う背脂生姜醤油の2ラインをラーメンとつけめんで用意。今回は背脂生姜醤油ラーメン780円を注文。

まずはスープ。清湯醤油はキリッと生姜が効いており、そこに細かな背脂が散りばめられている。元々のスープも生姜が効いているが、低温調理のピンクチャーシューの上にものっており、これは後半溶かしてさらに生姜味を増強させる。

背脂の甘さはラーメン好きならみんな大好きなはず。特に都内では「背脂チャッチャ系」という言葉が定着したほど一世を風靡した。生姜と醤油と背脂とのスクランブルタッグは食べる前からわかっていたが絶妙。発祥が長岡であることを忘れてしまうくらいに「幡ヶ谷発」の味わいである。次は元祖長岡系の生姜醤油も改めて食べてみたい。

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。