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2018年11月23日の大崎裕史の今日の一杯

東京都葛飾区亀有

砦らーめん

2018年11月22日アリオ亀有1Fにオープン。長崎・佐世保が本店で、長崎県内にもう一軒、大阪府に3店舗、今回東京初出店。(FC)(東日本でも初)今後、店舗展開していきそうな勢い。「東京ラーメンショー2017」に「砦らーめん」で出店時は「ザ・仕事人 エクセレントアワード2017 第1幕最優秀賞」を受賞。その勢いで同じく「東京ラーメンショー2018」には「海老潮らーめん」で出店。
大阪で初めてこちらのラーメンを食べた時には「貝白湯」というキーワードに大いに驚いた。その時の感想を少し引用してみよう。「東京ですらまだあまり見かけない「貝白湯」のラーメン。珍しい。これが佐世保に誕生して人気になっているというのがすごい。スープは確かに白湯。貝が効いているが意外と甘めでミルキー。貝だけではないようだ。麺は福岡から取り寄せているようで低加水の細麺。チャーシューは味がスープに流れるのを嫌い、あえてのベーコンを使用。そしてこのラーメンのポイントはアオサと揚げネギ。やや単調になりがちなスープに変化をもたらせてくれるだけではなく、旨味を補ってくれる。と書くと元味が弱いのかと思われるがそうではなく、十分おいしいのだが味の変化と相乗効果でかなり楽しめる仕様になっている。貝出汁だけではなく、マテ貝もトッピングされていて、面白い。メンマ替わりにも使えそうな食感。おいしかったがさらに本店に行きたくなった。」
基本メニューの「砦らーめん」780円を注文。東京ではいろいろと変わってきている。麺は東京仕様かな?中太縮れ麺。丼は普通の形状。アオサがワカメになっている。マテ貝に関しては最近のFBページでこのように書かれている。「赤マテ貝の燻製ですが、数に限りが出てきてまして2月の漁の解禁までトッピングができない状況になりつつあります。つきましては燻製赤マテ貝のみでしたトッピングが今後あさり、ホタテとのMIXに変更せざるを得ない状況となりますことをご報告させていただきます。」
なお、スープは「あさり・ホタテ・カキなどから惜しみなく抽出されたエキスに大豆の絞り汁を合わせ、門外不出の秘伝の塩ダレを加えて作る。豚系の骨など一切不要。」という少し甘めの白湯スープ。東京では似たような味は今のところないのではないか?大型ショッピングセンターであるいは亀有でどのように評価されるのか。また都内に更に進出するのか、今後の展開が興味深い。

お店データ

らーめん砦 亀有店

らーめん砦 亀有店

東京都葛飾区亀有3-49-3 アリオ亀有1F(亀有)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。