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2025年6月10日の大崎裕史の今日の一杯

東京都渋谷区渋谷

塩らーめん(1000円)

「創業20年以上の名店を応援するシリーズ」
基本私は典型的なコレクターだが全身全霊コレクターな訳ではない。もう一人の“オサーキ”がいて、こんなことを囁くのだ。「お前もあと10年くらいしか食べられないんだから、そろそろベスト200とかを決めてそこをリピートした方が幸せなんじゃないの?」
そしてそんな囁きにぐらついている。そんなわけでたまにこういう20年以上の好きな店にも行くのだ。

らーめん はやし@渋谷
2003年11月創業、22年目。
11時36分に店頭に着いたら6番目。11時半開店なので最近の新店だったらタイミング悪く20分は待つ状況。しかし、カウンター10席を夫婦二人でやっているのに食べ終えた人がどんどん出てくる。開店時間を早めたのかな?まもなく私も入店、座って食券を出すとまもなくラーメンが出てくる。食べ終えたのが11時52分。完食完飲したのに16分しか経ってない。着席してからの時間では無い。外待ち6番目に並んでから食べ終えて店を出るまでの時間である。新店を出す人、出して間もない人は、一度ここに食べに来るべきである。味ではなく(味ももちろんいい!)、この回転(オペレーション)を学ぶべき。
ラーメンは創業以来、大きくは変えていない。しかもメニューは、らーめん、味玉らーめん、焼豚らーめんの3種類のみ。一般的には「豚骨魚介」と括られているが、豚よりも鶏の方を多く使っており、無化調スープ。麺は三河屋製麺の中細。水曜日曜祝日休みで昼のみ四時間営業。夏は熱いので1ヶ月休業(笑)。
この人気でこの速度なら十分な利益は出せているはず。利益が出るラーメン店の見本のようなお店。今回は裏メニューの塩らーめんを。一時期、こういうタイプが増えて食傷気味になったこともあったが、ウマイ店は今食べても十分旨い!
店主は64歳なので、いつまでも営業しているとは限りませんよ〜。
※塩らーめんは、普通に食券を購入し、渡す際に「塩でお願いします」と言えば食べられます。

お店データ

らーめん はやし

らーめん はやし

東京都渋谷区道玄坂1-14-9(渋谷)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。