最近、フレンチの手法を用いた限定が話題になっている稲荷町の注目店「稲荷屋」。
1月〜2月限定のコンソメ・ド・カナール(鴨コンソメ)は華麗なビジュアルと繊細な味が記憶に新しい。
そしてこの3月〜4月の限定で登場したのが「ビスク・ド・クラブ(蟹のビスク)」(900円)だ。
前回が淡麗だったので今度は濃厚なのが食べ手として雰囲気が変わって嬉しい。
スープをひと口飲むと蟹の風味、旨みが鼻に抜ける。
トッピングはてっぺんのシブレットがフレンチ感を高め、魚のテリーヌと野菜が重ねて盛り付けてある。
大根、ゴボウ、レンコンと少しずつ歯応えがグラデーションする。
テリーヌも上品な旨さ。単体でもスープと一緒にいただいても楽しめる。
また脇に添えてある黒キャベツの苦みが濃厚なスープに合う。
麺はストレートな中太麺、若干四角く硬めの茹であがり。
個性のあるスープに負けず邪魔せず。
黄色いテントに赤い文字の外観は二郎系をイメージさせるが、
提供している限定は正にフランス料理。でもラーメン。
驚き、楽しさもありコストパフォーマンスも良い。
ラーメンの親和性もさることながら店主さんの手腕が光る。
今後の限定も注目だ。











