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2019年12月5日の大崎裕史の今日の一杯

東京都大田区蒲田

チャーシューメン(もも)+キャベツ

1年2カ月ぶり2回目の訪問。
前回は、店主とこんなやり取りがあった。
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チャーシューがももとバラの2種類があり、注文はどちらかを選択しなければならない。念のため「別料金でもいいので両方のお肉を食べる方法はないですか?」と聞いてみたが「ないです」との返事。2杯食べるしかないようだ。
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前回は初訪なのに特製にしてなおかつキャベツをトッピングして具沢山で食べてしまった。次はシンプルなものでチャーシューはバラにしよう、と固く誓って店へ向かった。しかし、店頭で並びながら最近のレビューなどを読んでいて、気が付いたら「ももチャーシューメンにキャベツ」を注文していた。

ここのキャベツは瑞々しく、おいしいのだ。そしてバラにするつもりが前回のもものウマさと、家系にはもも肉だよなぁ〜という想いが交差してもものボタンを押していた。しかもチャーシューメン。。。

まずは盛り付けが綺麗。そしてスープは濃すぎず薄すぎず、麺は細めだが王道の酒井製麺。燻製香がいい感じのももチャーシュー、絶妙なキャベツと海苔。見ての通り鶏油(チーユ)もばっちし。この日、蒲田で3軒目(天味、まさ屋、のあと)なのに完食完飲。うまかった〜!

そして、食べていて中から出てきたのがバラチャーシューの端っこ。1年2ヶ月前のやり取りを覚えていたのだろうか?さりげなく見えないところにバラチャーが。(メニューにないし、普段はできません!)このバラチャーがまた絶妙にウマい!次はまた迷いそうだ。

そんなサービスをされてしまったら、「TRYラーメン大賞」(講談社)で10点満点付けてしまいそう。審査員降りててよかった(笑)。

この日は14時半頃で8番目くらい。食べ終えて外へ出たら10人以上並んでいた。この店は、アイドルタイムがないのかも!?

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。