なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2019年2月25日の大崎裕史の今日の一杯

東京都府中市分倍河原

特製中華そば

現在、ラーメンデータベースでは府中市1位。都内23区以外でベスト10に入っている「ふくみみ」。
2003年6月30日オープンなのでもう15年半。私が行ったのは開店して間もない頃、それ以来なので十数年ぶりとなる。確か取材拒否店だったと思うのでテレビや雑誌にはなかなか登場しないが、地元では人気で平日でも行列が出来る人気。日月休みで昼3時間しか営業していないので23区(あるいは他県)から行くにはなかなかハードルが高い。最寄り駅は地図上では分倍河原になるようだが、行きやすさでは府中駅で12分くらいか。

麺メニューは中華そば650円、特製中華そば800円とそれぞれの大盛りのみ。
(サイドメニューの辛味ご飯300円、豚まぶしご飯250円も人気)
特製を注文。

最近のうまいラーメンというのは見た目も美味そう(インスタ映え)なのだが、ここの写真映えはそんなに良くない。光の加減の含めて見た目は「普通」だと思う。

実は味の方も切れ味が鋭い、とか、何かが飛び抜けて、というのではなく、どちらかと言えばバランス系。自家製の麺も抜群ではないと思う。しかしながら、食べ終えた時の満足感が高く、「また食べたい」という気持ちになるというのがここのラーメン=中華そばの大きなポイント。

十数年経っているが「以前のまま」という印象。素朴で自作ラーメンかのような荒削りながらおいしいラーメン。チャーシューが分厚くて柔らかくておいしい。特製だとこのチャーシューが1個(1枚というよりも1個という表現が正しい分厚さ)増えるのと味玉が加わるのでプラス150円なら次回も特製にしそう。

「ごちそうさまでした!おいしかったです!」と言うと「おひさしぶりです!」と返ってきて、それだけで十分なやりとりだった。

お店データ

中華そば ふくみみ

中華そば ふくみみ

東京都府中市美好町1-19-6(分倍河原)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。