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2025年6月1日の大崎裕史の今日の一杯

東京都杉並区阿佐ケ谷

みそらーめん(880円)

「古いお店も応援しなきゃシリーズ」
らーめん大慶@阿佐ヶ谷(中杉通り沿い)
1997年オープン。石神本(ラーメン王・石神さんが監修したラーメン本)の第1号に掲載。そこに「涌井」出身(涌井は香月出身)と書いてあるので、香月系として見られていたような気がする。しかし、「涌井」の前で働いていた「弁慶」時代の方が長く、店名の“慶”は「弁慶」の“慶”から取っている。
元々は下井草(本店から徒歩圏内の早稲田通り沿い)で創業し、こちらに移転。元の場所は煮干しラーメン大慶として残していたが、その後、大慶下井草支店と変わった。
基本メニューは背脂チャッチャ系だが、一番人気は味噌ラーメン。煮干しラーメンはなんと無化調!
外の麺箱を見ると3社から仕入れている様子。
平日の11時13分着でカウンター満席だったため、私は4人テーブルに案内された。テーブル席もお一人様で埋まっている人気ぶり。
「涌井」も「弁慶」も元をたどれば「ホープ軒」出身の背脂チャッチャ系。その味を守りながら工夫してお客様を捕まえての28年継続なんだと思う。素晴らしい!
店頭に出ているメニューを見るといろんなメニューを提供しており、それぞれ麺の太さやスープの材料が書いてある。麺は4種類、スープはどういう作り方をしているのか、メニューによっていろんな材料が使われている。こういう工夫やアイデアが功を奏している。
らーめん(背脂チャッチャ系、細麺、とんこつ・かつお・煮干し・あさり)、みそらーめん(一番人気、太麺、とんこつ、煮干し、さば)、煮干しらーめん(煮干し用細麺、無化調、とんこつ・煮干し・丸鶏、鶏油)、担々麺(細麺、とんこつ・かつお)、しおらーめん(細麺、とんこつ・かつお)、にんにく濃厚豚骨醤油(太麺、とんこつ・かつお)、タンメン、つけめん醤油(極太麺、とんこつ・煮干し・かつお)、つけめんみそ(極太麺、とんこつ・煮干し・さば)

お店データ

らーめん大慶

らーめん大慶

東京都杉並区阿佐谷北4-4-8(阿佐ケ谷)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。