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2020年7月20日の大崎裕史の今日の一杯

東京都千代田区新御茶ノ水

ラーメンとお粥のセット

先日、食事会でこのお店の女将さんと隣同士になったので20数年ぶりに来てみました。
インターネット普及期(1996-97年頃)に「東京のラーメン屋さん」というサイトを立ち上げ、未登録のお店を見つけるたびに飛び込みで入って登録を増やしていった時代以来。

元々は中華料理でスタートしたらしいが、今はラーメン店。ただお粥もウリなのがその名残か。
ラーメンとお粥のセットで1050円。これを注文。
家族経営なのかと思ったら、女将さんのワンオペ。こりゃ、大変そう。でも平日のみで昼営業のみ。常連さんが多いようで世間話をしながら調理しているのが地方の老舗っぽい。

ラーメン650円は、ホントにもう昔ながらの中華そば。固めの細麺が合っている。400円のお粥はそれ自体に味が付いているが腐乳やチリソース、赤酢などで味を調整して食べる。

確か三代目だったなぁ、と創業を聞いたら明治45年。現存する最古の中華そば店は尼崎の「大貫」と言われており、大正元年創業。明治45年と大正元年は同じ1912年。なので早いのは「味の萬楽」。これは、えらいこっちゃ(笑)。
ラーメン界の歴史が変わる。改装しているので老舗感はないが、創業108年ってスゴい!!!

十分おいしいのでマスコミにもう少しうまく乗っかれば、伝説の店になっていたかも知れない(笑)。

お店データ

味の萬楽

味の萬楽

東京都千代田区外神田2-3-9(新御茶ノ水)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。