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2023年2月21日の大崎裕史の今日の一杯

神奈川県横浜市都筑区仲町台

特製まぐろSOBA

Joe-Luck NOODLE's (じょうらくぬーどるず)@仲町台(横浜市営地下鉄ブルーライン(3号線))

2023年1月11日オープン。
グルメ仲間である三崎港の老舗「魚音」さんから「横浜にマグロを使ったラーメンを出すところがあるんですよ」と教えていただいたので、行ってみた。場所だけ見て、あまり調べずに行ったので店名から二毛作か間借りなのかと思ったら、しっかりラーメン専門店。オシャレな雰囲気のお店だった。店名の由来は『Joe-Luckは幸運な奴らという意味なので、御来店の皆さんがウチのラーメンで幸運になれますようにと思い付けました』とのこと。読み方は『じょうらくぬーどるず』(グルメサイトのルビは間違い)。そこには個人的な思い入れもあるようだがプライベートなことなので割愛。

メニューは豚鶏などの動物系を使わない「出汁SOBA」(まぐろSOBAとは違う麺)とまぐろ出汁を使った「まぐろSOBA」(1日限定20食・平打ち極太縮れ麺)の2本柱。それぞれトッピングがある。横浜のグルメ仲間がすでに訪問しており、出汁SOBAを食べていて、「おいしかった」と言っていたので2杯食べるかどうか迷ったが、今回は初志貫徹でまぐろSOBAを選択。ここはやはり「特製」(1250円)だろう。(まぐろSOBAは950円、出汁SOBAは塩と正油があり、どちらも850円)

お店で使っているマグロについての説明がカウンターに置いてあるので読みながら待つ。長くなるので省くが、『老舗・魚音が選び、そこから直接仕入れている』とのこと。

先客が1名だったので出来上がりも早かった。6-7分。
特製なので具沢山。味玉、大きめのチャーシュー2枚、マグロ煮付け2個、ワンタン3個、海苔3枚、ラディッシュなど。
白濁(茶濁)したスープはマグロの風味・うま味たっぷり。個人的に生臭いのや魚臭さ全開は苦手なのだが、これは大丈夫。(煮干しは好き)

ここまでの旨味は豚か鶏で補足しているのではと聞いてみると、こちらも豚鶏は使っていないとのこと。「じゃぁ、マグロの骨とか身なんですね。」と聞くと「骨も使ってないんです。髄とか、そのあたり中心に」とのこと。若干、クセがある分、ハマる人も多そうだし、苦手な人も出そうだが、その場合に出汁SOBAがあるので対応可能。

麺が元々はつけ麺用か?と思うくらい太く、しかも食感がよかったのでどこの麺か聞いたら大成食品だった。横浜では珍しいと思ったが、あとで納得。マグロの煮付けや肉ワンタンもおいしい。ワンタンもマグロで仕上げようとしたがなかなかうまく行かず、現状は肉ワンタン。柚子も効かせてあり、このスープには効果的。

「今日はここで食べてきました」という予告をSNSで書いたら、その日は不在だった店主からメッセージが。
世田谷区のラーメン店主と江戸川区のラーメン店主が二人で3日間ずつお店に出ているようで、江戸川区のラーメン店で使っていたのが確か大成食品。面白い麺でこの特徴のあるスープに負けない強さがあり、合っていたように思う。二人は中学校の先輩後輩という関係。

遠いけど、もう一回行って、出汁SOBAも食べてみなきゃ。あ、ラ博に行ったときに寄ればいいのか。

お店データ

Joe-Luck NOODLE's

Joe-Luck NOODLE's

神奈川県横浜市都筑区仲町台1-14-29 K’s Living 1F(仲町台)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。