「ちゃぶ屋」が護国寺に移ってからしばらくして、創業者・森住さんと会う機会があり、そんな時に「大崎さん、うちも96年創業なんだけど、96年組に入れてくださいよ〜」と言われたことがある。「多賀野」(荏原中延)もそうだ。96年組(1996年創業。他に「麺屋武蔵」「中華そば青葉」「くじら軒」)は豊作である。
「はな火屋」は「ちゃぶ屋」出身。96年創業の「ちゃぶ屋」だが「はな火屋」は99年と意外と早い。そして、今も創業時に近い味をそんなに値上げもせずに提供し続けている。新宿で一杯700円はスゴいことだ。(2001年のラーメン本を見ると700円ので20年間値上げしていないことになる)
96年組の「麺屋武蔵」が新宿小滝橋通りに出店したのは98年6月。当時、「こんなラーメン店がないところに良く出しましたね」なんて言っていたのが今や小滝橋通りはラーメンストリート。先見の明、か。
「ちゃぶ屋」の最初の関連店「はな火屋」は「麺屋武蔵」の翌年に小滝橋通りに出店。2000年以降、この界隈の出店が続く。
19年6月「はな火屋」が少しだけ移転。昔、「博多天神」があった隣だ。移転後、初めて足を運んだが、一杯700円が申し訳なさ過ぎてチャーシューメン950円のボタンを押した。
「ちゃぶ屋」出身のお店は下記のようにたくさん出ているが、創業時と同じような味を出しているところは多くはない。こちらはそのまま。揚げネギが特徴的。当時、森住さんはどう思ってこの揚げネギを選んだのだろう?個人的には好きな薬味であるが・・・。
パッと見、ぱさついた感じのチャーシューだが、スープに沈めて温めて食べるとホロホロに崩れるように柔らかくなり、実においしい。チャーシューメンにしてよかった。麺は菅野製麺所の平打ち麺。「ちゃぶ屋」は遠藤製麺だったか?(後で調べたら合っていた。スゴい記憶力。←自画自賛(笑))
揚げネギ自体は当時から新鮮な物ではなく、むしろ懐かしいタイプの薬味だがそれ以外のパーツが「スゴい新店!」と思わせる何かが「ちゃぶ屋」にはあった。
そして今食べても、この味はおいしい。この日は、12時20分で7人待ちと相変わらずの人気。たぶん調理をしていたのは昔、ラーメン本にも載っていた石川さんではなかったか。(マスクだったので確信には至らず)
「はな火屋」オープン当時は「麺屋武蔵」との連食が多かった。だから、こちらのメニューは全部食べている。味噌もおいしかった。2000年前後はラーメン食べるのも楽しかったなぁ〜。
■柳麺ちゃぶ屋@三河島(1996年6月創業)→護国寺移転(2001年)、MIST(2006年2月)出身のお店
はな火屋@新宿(1999年7月)
たいせい@亀有(2007年11月)
マタドール@北千住(2011年7月)
麺屋 Hulu-lu@池袋(2012年1月)
鳴龍@大塚(2012年5月)
志奈そば田なか@向原(2013年4月)、末広町(2020年7月)、いすみ市(2021年5月)
Noodle Stand Tokyo@原宿(2014年11月→リニュアル移転2017年9月→移転2020年9月)
一粒庵@札幌(2004年1月)
さんくるげ@田村市(2019年4月)
地球の中華そば@横浜市(2014年10月)
たんぼ@御坊市(2014年9月)
ちゃるめら ぐっぴー@富山市(2010年12月)
味六屋@さいたま市(2017年11月)
柳麺 呉田@さいたま市(2015年2月)
柳麺 鷹恋@富士市(2016年5月)
柳麺 多むら@秋田県(2015年4月)
(↑この三軒、店名に柳麺を使っているところがなんだか嬉しい)












