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2016年3月27日の大崎裕史の今日の一杯

鹿児島県鹿児島市広木

おなじみラーメン

鹿児島で開催されている「鹿児島ラーメン王決定戦」。昨年の第1回は志布志市の「マルチョンラーメン」が優勝。ただ、鹿児島市から100kmも離れているのでなかなか行くのが大変。第2回が今年の2月に開催され、優勝したのが「五郎家」。
鹿児島市の繁華街からは結構遠く、車がないと行けない距離。でも駐車場もあるので安心。そんな場所にありながら連日行列が出来る人気店。古くさいようなオシャレなような、不思議な感覚の建物。目立つ看板があるわけでもないのでそこにラーメン屋さんがある、というのは知ってる人にしかわからない。でも今では有名になった。店名は店主のおじいちゃんの名から取ったらしい。修業先は福岡の「一風堂」と「郷家」。
基本メニューの「おなじみラーメン」はなんと540円。有名店は基本ラーメンでも値段が高く、「鹿児島はラーメンが日本一高い街」と言われたこともあるくらいなのに、ここは実に良心的。スープは豚骨ベースの醤油味。背脂が浮いているが九州他県の豚骨よりは柔らかく、優しい味わい。麺は特注の全粒粉入り中太ストレート麵。チャーシューは大きくて柔らかいのがドーンとのっている。鹿児島特有のキャベツが入っているのもいい。この価格でこのサービス。そして接客もよく、気配りが出来ていて味だけではなく、充分満足できてしまう。五目にぎりや唐揚げも人気。

お店データ

五郎家

五郎家

鹿児島県鹿児島市山田町3448-5(広木)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。