2025年3月15日オープン。店主は「らぁ麺やまぐち」で6年働いていた人。屋号は80年続いた実家のクリーニング屋さん『旭クリーニング』をリノベ。その屋号を受け継いだもの。修業先が有名店だとオープン時から注目され、人気になることはメリットと言えるがその分、ハードルも高くなり、プレッシャーも大きいと思われる。オープン4日目だったが、11時24分着で待ち無し、私でちょうど満席。小雨模様だったからか、並びが無くてよかった。店内の接客やサービスの対応は新店とは思えないような落ち着いた感じ。
主なメニューは、醤油らぁ麺(豚チャーシュー2種、メンマ) 1000円、特製醤油らぁ麺(豚チャーシュー2種、鶏チャーシュー2種、ワンタン2種、味玉、メンマ) 1500円、他トッピングとご飯物。
券売機ではなく、口頭注文で前金制。特製をPayPayで注文。現金やクレカなどフル対応。ただしキャッシュレス推奨で現金の場合はお釣りがないように、とのこと(貼り紙あり)。
最近の新店は特製じゃないと食べられないトッピングが多く、私自身は特製を頼む機会が増えている。豚チャーシューは玉ねぎ、きのこ等でマリネした肩ロースを焼豚と煮豚で用意。鶏チャーシューはもも肉の酒蒸し、水晶鶏(鶏むね肉に片栗粉をまぶしてゆでる料理)の2種類。食べる方はありがたいが、仕込みが大変そう。特製なので4種類のチャーシューをいただけるわけだが、どれも秀逸で特徴があり、おいしい。ワンタンは鶏ワンタンと山椒入り鶏ワンタンの2種類。どちらもナイス。味玉もよかった。というわけで初訪でも特製がオススメ。
スープは、山水地鶏、吉備黄金鶏などの鶏ベース。北海道のアサリ、宍道湖のしじみ、岩手や宮城のムール貝など季節の貝を合わせている。ということは季節毎に貝が変わり、スープも変わるのかも?これまたスープ仕込みは大変な作業だ。他に鰹節、鯖節、白口煮干しを炊き上げている。醤油は奥出雲、森田醤油の生醤油、三年熟成再仕込み醤油を合わせて火入れ。このあたりは師匠譲りか。スープは原価がかかってそうな分厚い旨味と特出したものではなく、バランス型。そうそう、玉ねぎときのこのペーストも乗っていた。それを途中で溶かして味変してくださいとのことだったが、具沢山から麺を引きだしたときにすでにスープに溶け込んでしまい、このレビューを書いているときに「そういえば」と思いだした(笑)。それもあってなのか、甘味と旨味が豊富で食べ終えてもにんまりしそうな後口が心地良い。さらに揚げ葱入りの香味油がさりげなく効果的。もちろんおいしく無理なく完飲。修業先と同等ならまだしも、違った味なのにここまでおいしくまとめあげているのは素晴らしい。
そして麺だが、師匠(山口さん)と羽田製麺が共同で開発したという特注太手揉み麺。これがもう私の好きなタイプ。言われなければ「手打ち麺?」と思うかも。もちもちしていて噛み応えもいいし、不揃いの食感もグッド。
麺、スープ、具、誉めちぎって隙なしの完璧さ。新店離れしている。
しばらくは今のメニューで行くそうだが『準備が整い次第、塩らぁ麺、つけ麺、まぜそば等も順次提供予定』だそうなので出てきたら速攻で食べに来たい。













