2024年11月14日オープン。
もう少し早く行くつもりだったが、「もう少しで内容の変更がある」という情報を入手し、12月17日にメニュー名や特製の盛り付けが変更になったあとに食べに行った。結論から言うとかなりおいしく、ここが23区内だったら、ミシュラン掲載は間違いないのではないかと思ったほど。普通なら食べ終わりに一つ二つ聞きたいことを確認して帰るのだが、今回は聞きたいことが多かったのと、他のお客さんもいたので連絡先を聞き、営業終了後に電話取材をした。
店主の経歴は非公開となっているがネット上ではほぼ出尽くしている。ただネット情報が少し違うのは、前職は“修業先”ではなく、グループの“商品開発担当”だったということ。私も自分でよく使う言葉の一つ“修業先”。たまに適切な表現ではないな、と思うことがあるが今回もまさにそう。
基本的に奥様と二人体制。子供の体調が悪いときなど、稀にワンオペになることもあるようだ。席は間を空けて座るのを基本とし、混んできたときは間を埋めていく。並んでるかと思ったが平日の11時半着で空席があってすぐに座れた。6〜7割の入りが続く感じでお店にとっても食べる側もいい環境だったが、この味だと並ぶのは時間の問題ではないだろうか。
主なメニューは、上湯そば1300円、特製鴨上湯そば1800円、季節の中華そば3500円(未発売)、特製肉ご飯500円、カラスミご飯800円、おつまみ焼豚600円、焼売(2個)300円、ビール中瓶600円、など。
シンプルなモノを味わいたい場合は基本メニューの上湯そばの選択でいいと思うが、鴨肉がのらないので私は特製をオススメしたい。もちろん特製にした。またお店のウリであるカラスミご飯と焼売も購入。
トレイにレンゲ、お箸、おしぼり、お冷やがセットされており、高級感を演出。まず特製鴨上湯そばが登場。実においしそう。サラマンダーで温めた分厚いチャーシュー、鴨チャーシュー2枚、かなりとろ〜り半熟の味玉(なので最後の方に食べた方がいい)、メンマに青ネギ。最後にペッパーキャビア(生胡椒)を掛けている。
スープは鴨と鶏を炊きだし、生ハムで味を補強、最終調整に塩を少し使うが無化調。塩ダレは使わないが、「塩ラーメン」のカテゴリー。麺は浅草開化楼製の細麺で東銀座の人気店と同じ麺。そんな簡単に同じ麺を使わせるのも不思議だったので、製麺担当に確認したが“同じ麺”とのこと。これは、“そういう関係”だということだ。
最初は若干、薄い感じもするが徐々に味わい深くなっていく。途中でカラスミご飯にスープをかけて食べたりもしたが、おいしく完食完飲。カラスミご飯はラーメン店では私は初めて食べる。実においしい。800円だと他の店のラーメン代くらいだが、ここでは少し贅沢に特製とこのご飯のセットで食べて欲しい。焼売も実においしい。
店主の所作も開店一ヶ月目の店主とは思えないくらい格好良く、様になっている。
タレを使わず,寸胴で味の最終調整をしているところ、パッと見た感じ、生ハムを使うところ、食後に冷たいほうじ茶が出てくるところなど、共通項が多いので東銀座の人気店と比較されることが多いようだが、いい意味で結構違う。前記したように“商品開発担当”だったので、共通項が多いが真似ではなく、“彼”の味である。
今回の変更も含めて今後はますます変化・進化していきそう。現時点でもかなりおいしいが、少し間を置いて基本メニューも食べてみたい。もちろん、季節の中華そばが登場したらぜひともいただきたい。













