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2023年11月16日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中央区水天宮前

【限定】生ベニズワイガニ蕎麦(1200円)

2023年10月25日オープン。
横浜の人気店「丿貫(へちかん)」元マネージャーが手掛ける煮干蕎麦(ラーメン)のお店。
メニューは「煮干蕎麦」「濃厚煮干蕎麦」の2種と限定メニュー。
和え玉が3種(黒酢・背脂・鮟肝)。
ネットニュースによると「九州で食べた煮干しラーメンがおいしくて、そのスープの煮干しを探したところ、境港で水揚げされた煮干しにたどりついたんです。」とのことで、丿貫及び出身者は境港の煮干しが多い。米子に丿貫支店があるのもその関係なのかな?
「丿貫」とは『戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した伝説的な茶人の名前で、独自の茶道を追求した人物』のこと。

初訪だが、限定の生ベニズワイガニ蕎麦1200円を注文。多くの人がこれを頼んでいた。
麺は東京製麺(←丿貫と同じ)。

12時7分着11番目。店内着席が12時40分、ラーメン到着が12時47分。
和え玉を頼む人が多いせいか、並んだ当初の回転はあまり良くなかったのだが、少し進んでからは早かった。接客は良好。麺の茹で時間自体は短く早い。

スープは煮干出汁と蟹出汁ががっぷり四つ。意外とサラサラ、動物系不使用。
麺は特徴のある低加水細めのやや縮れ、固めあげ。
具はスライスチャーシューと白髪ネギとシンプル。
ほぼ「丿貫」。「丿貫 水天宮店」と言ってもいいくらい。
基本メニューや他の日の限定メニューも食べたくなる。

最近、「丿貫」出身が増えているので整理してみた。
「丿貫」は、もともとは間借りからスタートし、4箇所くらい店を変わっている。2016年2月に福富町本店をオープン。昼は煮干しラーメン、夜は日本酒とつまみを楽しんだ後の〆ラーメンスタイル。今では「丿貫スタイル」のラーメン専門店が増えた。

■丿貫出身(順不同)
ビスク@東十条
麺庵利休@本郷三丁目
NIBOSHIMANIA@蒲田
紫乱@上大岡
麺処 にぼし香@水天宮前
魚焚@横須賀中央
魚々麺 園@東大阪市布施
まるはち屋@米子空港

■「とらきち家」経営で丿貫プロデュース
カニトン@東神奈川
(カニトン出身のカニ龍@北品川)

■丿貫系(直系及びFC、順不同)
丿貫福富町本店@関内(1号店)
横濱丿貫@横浜(4号店)
弘明寺丿貫@弘明寺(2号店)
木更津丿貫@君津
米子さっかどう@米子市(3号店)
丿貫札幌@札幌市(FC)
博多丿貫@福岡市
米子丿貫@米子市(6号店)
小田原丿貫@小田原市
※横浜家系ラーメン伯耆家@米子市(5号店、とらきち家プロデュース)

お店データ

麺処 にぼし香

麺処 にぼし香

東京都中央区蛎殻町2丁目2番地2号山口ビル1F(水天宮前)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。