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2020年7月24日の大崎裕史の今日の一杯

東京都渋谷区広尾

豚そば

2020年7月20日、広尾にオープした「EAT PLAY WORKS」に出店。いろんな話題のグルメ店が入っている複合商業施設なので虎ノ門ヒルズみたいに大きいのかと思ったら、かなり狭い敷地に工夫して創り上げたようなビル。特に通路が狭くて混むと「密」は避けられない状況。初日に行ったこともあり、少し待って着席。施設全店キャッシュレス。会計時に前の人のクレジットカートがうまく行かず、結構待たされた。こういうときにキャッシュレスだと「じゃあ現金で」というわけにもいかず、解決まで大変そうだった。
福岡の本店の感想は下記の通り。2018年11月のもの。
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「豚そば 月や」(中洲川端)。
夜の繁華街の路地を入ったところに2018年9月3日オープン。白濁豚骨文化の博多で2012年から醤油ラーメンで勝負をしてきた「支那そば月や」の二号店。
基本メニューの豚そば750円を注文。出てきたラーメンは、素ラーメンにチャーシュー二枚でちょっとびっくり。驚きのビジュアルだ。別皿にかぼすとあさつき。透明感のあるスープは豚骨と豚肉で取った珍しい豚骨清湯スタイルでしかも塩味。メニューに替え玉があるのは博多らしく当然として「追いスープ」(150円)というのがあるのは意外とレア。飲み食いした後にスープだけ飲みたい人向けなのか?でも「追いスープ」と書いてあるので替え玉の時の追加スープなのかな。別の店でも見かけたので新しい文化が動き始めているのかもしれない。別皿のあさつきは割と早めに追加。かぼすは後半の味変用として加えるとさっぱり感が増して心地良い。麺は細めのストレート。飲んだ後には相性良さそう。ラーメンだけではなく、屋台居酒屋的な飲みに使っている人も多い。(麺メニューは少ないが、つまみメニューはいろいろある。)
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というわけで、博多からの出店だが珍しい「豚清湯」のお店。豚そば800円を注文。本店同様替え玉150円、追いスープ200円もある。麺メニューは他に豚豚そば(いわゆるチャーシューメン)のみでつまみメニューが少々。博多は夜営業のみだったのでそれでもいいが、こちらは昼夜通し営業なので麺のバリエーションも欲しいところ。
本店と同じ見た目で具は豚チャーシュー二枚のみ。別皿でねぎとカボスが付く。食べ方案内によると、最初はそのまま食べ、次にねぎを入れて、最後にカボスを皮目を下にして絞って食べる、という流れ。ラーメン用小麦「ラー麦」で作る細麺がスープによく合う。すっきりくっきり清湯スープ。飲んだ後には良さそうだと思ったが昼間だと完食してもお腹には随分余裕があり、隣の沖縄関係の店で沖縄そばを食べて帰った。

お店データ

豚そば 月や 東京

豚そば 月や 東京

東京都渋谷区広尾5-4-16 EAT PLAY WORKS2F(広尾)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。