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2024年1月21日の山本剛志の今日の一杯

大阪府豊中市庄内

醤油ワンタン(900円)

大阪の名店「豊中麺哲」で修業し、系列店の「麺野郎(閉店)」で店長を務めてきた方が、2016年に立ち上げたのが「ラーメン哲史」。以前の関西遠征でも候補店だったが予定が合わず、コロナ禍でずいぶん先延ばしになったがようやく訪問。
 阪急宝塚線の庄内駅と、御堂筋線の江坂駅の中間といった場所なので駅から近くはなくて駐車場もなく、住宅地のバス通り沿い。そのバスも1時間に1本で便のいい場所とは言えないが、お客さんは順々に来ていて、地元に密着した店であることを感じさせる。基本の醤油ラーメンにワンタンを乗せて注文。
 鶏と昆布で採ったスープに薄口醤油を合わせていて、すっきりした一口目から徐々に淡い旨みが感じられる丁寧な味わい。「麺哲」一門ならではの自家製麺は中太平打ち。ツルツルした触感とプリプリした食感を両立させていて、啜る度にスープもテンポよく口の中に広がる。肉質がしっかりと感じられるチャーシューが2枚乗っているのも嬉しい。トッピングしたワンタンは、肉餡を薄い皮でふわっと包むタイプで、口の中でしっかり主張するワンタン皮の存在感が頼もしい。
 創作性の高い限定ラーメンも人気の店だが、それができるのは基本のラーメンに芯があるからこそ。駅から徒歩の辛さを感じさせない一杯でした。

お店データ

ラーメン哲史

ラーメン哲史

大阪府豊中市小曽根4-9-2(庄内)

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    山本剛志
    山本剛志

    ラーメン王。ラーメン評論家。1969年東京都生まれ、千葉県出身、東京都江戸川区在住。2000年放送の「TVチャンピオンラーメン王選手権」で優勝。20年間で全国47都道府県の約10000軒、約15000杯を食破。現在も年に500杯前後のラーメンを食べている。「アメーバトップブロガーとして「ラーメン評論家 山本剛志のら~マニア共和国」を毎日更新中」。KADOKAWA「ラーメンwalker」百麺人。他、各所で活動中。