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2020年12月16日の大崎裕史の今日の一杯

東京都豊島区池袋

特製ラーメン+九条ネギ

2020年12月4日オープン。肩書きにあるように野方の人気店「輝道家」の直系家系ラーメン店。これまで「吉村家直系」という言い方はあったがこれはなかなかいい。どちらも知られやすい。知らない人にもなんとなくスゴそうに見え、そして安心感もあるのではないだろうか?

そんな話題店なので早めに行こうと思ったが何しろ営業時間が安定しない。知り合いのラーメン店主も時間内に早じまいで塩対応されたとか、そんな話を聞いて一週間先延ばしにした。

公開情報だと11時からだが「スープ調整のため11時半から」というTwitterが続く。直近の13日は「12時から」となっている。もうオープンして10日経つのにまだ調整が続いているのか?と憤りながら、こちらの時間も調整し(14日)、11時45分に着いてみると営業中だった。おかしなものでこちらが12時だと思っていたのに開いているとなんとなく嬉しくなって、憤りの気持ちはどこかへ飛んでいった(笑)。会社でも「仕事ができるけど遅刻が多い社員」というのがいて、昔、どうしたものかと悩んだことがあったがこういうお店も「オススメ」すべきなのかどうか悩ましい。

事前の情報でチャーシューがウマいと聞いていたので「チャーシュー麺+九条ネギ」と決めていたのだがチャーシュー麺は×マーク。チャーシュートッピングも×。ちょっとテンション下がる。少しでも多い「特製」にし、九条ネギをトッピング。ただし、カウンター上に「端っこチャーシュー」が置いてあり、サービスになっている。素晴らしい。でも逆に我慢してしまう見栄っ張り。。。

一時の「輝道家」ほどの濃厚さ(最近はどうかわからない)ではないが、十分な豚骨スープで申し分なし。麺は千葉県の人気家系「王道家」の麺を卸してもらっているようだ。これは「輝道家」の菊地店主と「王道家」の店主が仲が良かったから、ということで「皇綱家」店主(店長?)が「王道家」で修業したとか、そういうことではないようだ。

店内、男性二人女性3人の5人のスタッフで活気があり、ラーメンもおいしく、何度かラーメン店が入れ替わっている場所なのに行列を作っているのはさすが!早く営業時間を守れるようになってもらえれば、人気店になるのは間違いないであろう。

お店データ

輝道家直系 皇綱家

輝道家直系 皇綱家

東京都豊島区西池袋1-18-1 五光ビル1F(池袋)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。