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2024年5月18日の大崎裕史の今日の一杯

神奈川県相模原市中央区淵野辺

特製塩らぁ麺(1500円)

「麺の坊 砦」出身で2016年5月2日オープン。もはや銘店なのに「今日の一杯」でまだ書いていない。遠いけれど食べていないわけでは無い。調べたら、2回来て3杯食べている。おそらく、当時はTRY(ラーメン大賞)の審査員をやっていて、その締切間近だったので審査のために食べに行き、その感想を書きたくなかったのかな?その年に3杯も食べてるのだからおいしかったことは間違いない。その年のTRYでは新店大賞2位、しょうゆ部門4位、しお部門1位、MIX部門2位という華々しい評価。そりゃあ3杯食べるはずだ(笑)。
今回は、8年ぶり4杯目。ここは去年から今年にかけて、何かと話題になった。2023年9月9日土曜日11時、1年半ぶりに【南州ラーメン】再始動。先代・中村昭二から、中村健太郎率いる中村麺三郎商店スタッフとともに引き継ぎ、【二代目南州ラーメン】として鹿児島県指宿で営業再開。メチャメチャ遠いが「鹿児島ラーメン王決定戦」で何度も鹿児島に行ってる私としては行きたい店としてインプット。近いところで受け継ぐことですら大変なことなのに、約1400km離れたところの店を護るというのだから凄いこと。感動した。その年の11月には【二代目南州ラーメン】として「ところざわサクラタウン KADOKAWA ラーメンウォーカーキッチン」に出店。指宿も遠いが、所沢も遠くて行けなかった。(^^;
そして今度は、現店舗が契約の関係で今年の3月まで、というニュース。結果的には、その期日が延期になり、8月1日に解体するので7月一杯までに退去すればいいとの事。近隣への移転先も決まったようだ。
12時半頃の店着で並びがないので臨時休業かと思って焦った。ちゃんと営業していたし、席も空いていてすぐに座れてビックリ。しかし食べ終えた頃は外待ち数人。やっぱり人気は継続されていたのね。よかった。
さて、ようやくラーメンだが今回は特製塩らぁ麺。具はチャーシュー3種類でどれもおいしい。次回はチャーシューメンでもいいくらい。でも海老ワンタンもおいしいからおそらく次回も特製を頼むことになる。他には味玉、穂先メンマ、青ネギなど。どの具も抜かりない。麺は春よ恋、きたほなみ、さぬきの夢、ゆめちからなど国産小麦を使用したなめらかでしなやかな自家製細めのストレート。「らぁ麺」と表記したくなる麺。実にいい。スープの味ごとに加水率や配合を変えているらしい。スゴすぎる!
スープは無化調で比内地鶏、名古屋コーチンの丸鶏、徳島県産地鶏のガラ、本枯れ節、昆布など、地鶏中心のスープ。塩ダレはホタテ貝柱・浅蜊・牡蠣・昆布の出汁に海塩・岩塩などを配合。もうホントに銘店の味わい。当然のごとく、完食完飲です。
指宿の店にもいつか行かなきゃ。

お店データ

中村麺三郎商店

中村麺三郎商店

神奈川県相模原市中央区淵野辺4-37-23(淵野辺)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。